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お祭りや縁日の定番スイーツ、綿菓子。わたしが子どものころには、白かピンクで棒に巻きついたタイプしかなかったのに、いまではその世界がぐんと広がっているみたいです。

シドニー発「妖精の糸」のスイーツ

先日見つけたこのインスタグラム「Fluffë」。見たとたん、「うわぁ!」と声をあげてしまったほど。シドニーでイベント向けのスイーツのケータリングサービスをしている会社です。「fluff」は、ふわふわしたもの、という意味。

綿菓子は英語で「cotton candy」、文字どおり「綿あめ」なのですが、オーストラリアでは違う呼び名だとは知りませんでした。同地では「fairy floss」。「妖精の糸」とでも訳しましょうか。

フレーバーもカラーも新鮮

綿菓子でできたケーキ

この名前にきっとインスピレーションを受けたであろう綿菓子アートのクリエイターは、てっきり女性だと思ったら、若い男性のネイサン・ハンターさん

女性好みのピンクやラベンダーなど、パステルカラーが炸裂です。しかも、チョコレートやパンプキンなど、フレーバーもさまざま。どの綿菓子も味わってみたくなります。

綿菓子×スイーツのコンボは必見

ネイサンさんのアイディアがすごいのは、綿菓子の種類だけではなくて、ほかのスイーツや食材と自由自在に組み合わせてしまうところ

レインボー・ドーナツ・バーガー

ドーナツやチョコレートとも

綿菓子xソフトクリーム

綿菓子とキャンディでできた「タコス」

ドーナツやキャンディ、チョコレートと組み合わせた、パフェのようなデザートから、タコスまで。楽しすぎる!

ハロウィーンテーマの綿菓子ケーキ

去年のハロウィーンには、この「フランケン・フラッフ・フラン」が登場。フランというのは、日本のプリン。つまり、プリンに綿菓子でデコレーションしたという、どちらも好きなわたしには魅惑のコンビネーションです。

究極のアイキャンディで目の保養

ほかにも、すごくポップでキュートなスイーツがたくさん。

動物ベーグル

パンケーキもこの可愛さ

目の保養になるものや人を、英語で「eye candy」というのですが、これらのスイーツ(キャンディ)は、まさに「eye candy」そのもの

ちょっとワイルドで、とってもキュートなスイーツ類は、カロリーや糖分を気にする必要もなく、いつでもどこでも、どんなに長く眺めてもOK。

女性が大好きなパステルカラーとスイーツの組み合わせ。これからどんな傑作が生まれるのかと考えると、ワクワクします。

Photos courtesy of Nathan Hunter, Fluffë

[Fluffë]

(ぬえよしこ)

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