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シチリアの夏を感じる、いちじくのグラニータ【南イタリア美人レシピ】

シチリアの夏を感じる、いちじくのグラニータ【南イタリア美人レシピ】

右から・ピスタチオ・アーモンド・カッフェ(エスプレッソコーヒー)のグラニータ、ホイップクリーム添え

ジェラート発祥の地とも言われるシチリアで、夏にこぞって食べられるもうひとつの冷菓が「グラニータ」です。

暑い地域ではジェラートよりもグラニータ

グラニータとは、フルーツやナッツを液状にし、機械でかき混ぜながら凍らせたもので、日本でいう「フローズン」のような氷のシャリシャリ感と冷たいのどごしが魅力。暑さが厳しいシチリア周辺では、ミルキーなジェラートよりも、キーンと凍ってあっさりしたグラニータの方がおいしく感じられるというわけです。

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右から・ピスタチオ・アーモンド・カッフェ(エスプレッソコーヒー)のグラニータ、ホイップクリーム添え

バールやジェラテリーアでグラニータを注文すると必ず「ホイップクリームとブリオッシュもつける? 」と聞かれます。多くの客が両方とも頼んで、ブリオッシュではさんだり、あるいはグラニータに浸しながら食べています。シチリアではこれを朝食や昼食がわりにするひとも多く、食べごたえがある方がいいのでしょうが、もちろんグラニータだけを注文してもOKです。

フルーツだけを凍らせるからとっても健康的

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クワの実のグラニータ

カッフェやナッツ系は仕方ないとしても、フルーツ系のグラニータには砂糖もなにも加えないというお店が多く、旬の果実そのままの風味を楽しめるのもいいところ。いちじく、クワの実、スイカなど完熟した果実はそれだけで十分に甘く、ビタミンたっぷりでとってもヘルシーです。

とくにいちじくは「不老長寿の果実」とも呼ばれるほど栄養価が高く、ビタミン・ミネラルのほか、整腸作用のあるペクチン、抗酸化作用のあるポリフェノールなどを含み、美容のためにも積極的に摂りたいフルーツ。いちじくのグラニータはエオリエ諸島の名物でもあります。ペクチンのおかげでとろりとした食感は官能的でさえあります。

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庭で採れるイチジクは緑色(白)と濃い紫色の品種で、甘みが強い。

お店では専用の機械が使われますが、家庭でもいくつかの方法で再現ができます。今回はもっともオーソドックスなやり方でつくってみました。何度かかき混ぜる手間はかかるものの、一番お店の味に近く仕上がると思います。ちょっと面倒だという方は、あらかじめ切って凍らせたフルーツをミキサーにかけるか、最近普及しているフローズンメイカーやヨナナスなどをうまく利用するともっとラクにできます。

いちじくのグラニータ(5~6人分)

【材料】

完熟のいちじく 皮をむいて500~600g

水 80ml

レモン汁 小さじ1

【作り方】

1. いちじくは皮をむいてから500gを計量し、1/2に切る。

2. ミキサーに1、水、レモン汁を入れ、なめらかな液状になるまで撹拌する。水の分量を多めにするとよりシャリシャリの食感に、すくなめにするととろりとなめらかになります。お好みによって、ここで砂糖などをすこし加えてもよい。

3. 材料の2倍くらい容量のある大きめの器に、2を流し込んでラップをして冷凍庫へ。

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4. 冷凍庫のパワーにもよりますが、4~6時間冷やすとそのまま固まってしまいます。グラニータにするには、それまでの間に2~4回冷凍庫から取り出して泡だて器でかき混ぜます。こうして材料に空気を含ませることで、カチカチに固まらずにグラニータ特有の質感に仕上がるのです。こうして様子を見ながら冷やしていって「フローズン」の状態になったらできあがり!

そのあとさらに冷やしてしまって固まったら、室温に置いてすこし溶かしてかき混ぜれば復活しますよ。

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