スタイリストに聞いた、ひと手間で部屋を快適にするコツ
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どんなにインテリアが素敵でも、どんなに掃除が行き届いていても。ふとした瞬間に漂って、お部屋のイメージを台無しにしてしまうのが「生活臭」です。住み慣れると気づきにくいと言われることもあり、来客前など、ふと心配になったりします。
消臭剤を置きたい。でも生活感は出したくない
手軽な解決策として思い浮かぶのは消臭剤ですが、問題はデザインに主張があるものが多いこと。妙にカラフルだったり、大きなロゴが入っていたり......。これでは置くだけで生活感が出てしまいそう。
そこで今回は、スタイリストの金子雅美さんと、消臭剤の素敵な飾り方を考えてみました。使用したのは「無香空間」。ビニールパッケージをはがすと、白い蓋とクリアボックス、透明な消臭ビーズという、とてもシンプルなデザインになるところがポイントです。
香りでごまかさない、悪臭除去のメカニズム
「無香空間」は、香りを一切使用していない無香タイプの消臭剤。透明な消臭ビーズが、生活空間の気になるニオイを効果的に除去してくれます。
強力なパワーの秘密は、アミノ酸系消臭成分。ニオイの原因となるアンモニア臭や硫化水素、生ゴミやタバコの悪臭は、アミノ酸と結びつくことで中和され、別の成分へと変化します。つまり、悪臭のみを消して、いい香りは消さないのが「無香空間」。消臭ビーズが小さくなるまで、生活臭だけをなくしてくれるのです。
この「無香空間」を、リビングやベッドルームに溶け込ませるように飾るのが今回のテーマ。さっそく見ていきましょう。
「好きなもの」と同じ世界観でディスプレイ
ファッション、インテリア、空間スタイリングの分野で活躍する金子さん。大人のかわいらしさと実用性を兼ね備えたスタイリングが人気です。
金子さん自身は、すべてが整った部屋よりも、好きなものに囲まれた部屋のほうが落ち着くのだそう。
「もしリビングに消臭剤を置くなら、そんな『好きなものコーナー』に溶け込むように、同じ世界観でディスプレイしてみるのがいいですよ」(金子さん)
「無香空間」のビニールパッケージをはがし、スクラップブッキングというアルバムデコレーション用のパーツで飾りつけをしていきます。
「麻の細いロープはぐるぐる巻くだけ、レースのリボンシールは貼っただけ。最後にペッパーベリーの小枝をくくりつけてアクセントにしました。どれもひと手間だけど、手を加えることでこなれ感が出ます」(金子さん)
スクラップブッキング用品のステッカーを、ランダムに貼る方法もおすすめ。鏡に映しながら貼っていくとバランスが良くなるとのこと。
「中の消臭ビーズがクリアできれいなので、全部覆わずに抜け感を出すのもコツです」(金子さん)
リビングは人が集まる場所。ひと工夫した消臭剤は、「これなあに?」「どうやって作ったの?」と注目を集めるはず。お客さまとの会話も弾みそうです。
清潔感を出したいキッチンはシンプルに
水回りに置くなら、清潔感を出すためにもシンプルがいちばん、と金子さん。
「『無香空間』の白い蓋って、ブラインドみたいですよね。シンプルかつクリーンなデザインだから、すっと置くだけでも空間になじみます」(金子さん)
生ゴミや排水溝があるキッチンは、生活臭の発生源のひとつです。キッチンとダイニングの境目に「無香空間」を置けば、ダイニングにニオイが広がるのを防ぐ効果も。
レモンと生姜のコーディアルを飲みながら、ゆったりと過ごす朝のひととき。生活臭のないキッチンなら、爽やかさもひとしおです。
おやすみグッズと一緒にカゴにまとめて
安らぎの空間にしたいベッドルーム。金子さんが提案してくれたのは、ナチュラルなカゴを使ったアレンジです。
「読みかけの本とか眼鏡とか、ベッドサイドに置いておきたい小物ってありますよね。それらを『無香空間』と一緒に、持ち手のついたカゴに入れてみました。寝室の空気がクリアだと、オーガニックのハンドクリームやリネンスプレーの穏やかな香りも引き立ちます」(金子さん)
部屋の隅など、空気が通りにくい「空気だまり」には生活臭がこもりがち。そこに消臭剤を置くことで、ニオイをしっかり除く効果も期待できます。
寝室にクローゼットがあるなら、ニオイが気になるときはカゴごと移動すればいいので便利。クローゼットの奥に消臭剤を押し込んで、忘れてしまうこともありません。
インテリアまでワンランクアップする消臭剤
「無香空間」の無色透明な消臭ビーズは、きらきらと輝いて見た目もきれい。減り具合をチェックできるから、リビングやキッチンは目につく場所に飾るのもおすすめ。エコなつめ替用も用意されています。
無香空間(315g)
「『無香空間』はシンプルなデザインなので、デコも映えるし、そのまま置いても空間に溶け込みます。手に入りやすくて、普段づかいできるのにデザインもシンプルで使いやすい。このバランスがいいですね」(金子さん)
インテリアを損なわずに、室内のニオイをすっきりさせてくれる「無香空間」。センスよく置けばインテリアまでワンランクアップする、欠かせないアイテムになりそうです。
※シュリンク包装は捨てずに保存しておいてください
[無香空間]
スタイリスト 金子雅美
2年間の専属アシスタント経験を経て1998年よりフリースタイリストとして活動。ジュエリー・フードの撮影スタイリングから不動産パンフレットのインテリアコーディネート、ブライダル誌での空間コーディネートやドレスのスタイリング、ベビーカタログのスタイリングまで、その活動分野とテイストは幅広く、ライフスタイル全般多岐にわたる。
撮影/柳原久子 取材・文/田邉愛理 2nd photo by PIXTA