「藍(あい)」という言葉を聞いて思いつくのは、色。藍色の名は、藍という植物から生まれたものだと、最近はじめて知りました。「藍」は、染料としてだけでなく、民間薬や健康維持のための食材としても重用されてきたそうです

藍の生命力が人々の健康を支えていた

藍は、藍染めの原料などに利用されている蓼科の植物。葉をちぎっても、そこからふたたび根を生やすほど、強い生命力があります。昔の人々は、藍の実を発芽させて刺身のツマにしたり、天ぷらにしたりと、藍の生命力を健康な食生活に生かしていたそうです。

研究でわかった藍のアンチエイジング力

その藍に、抗酸化作用や中性脂肪値の上昇抑制、コレステロール値を整える作用のあるポリフェノールが含まれることが、最近の研究で分かりました。昔の人は本当に、鋭い五感を生かして生活の知恵を編み出していたのですね。

抗酸化、中性脂肪上昇の抑制といえば、エイジングケアには欠かせない要素。その恩恵に預からない手はありません。とはいえ、藍は手に入れることさえ難しい植物。育てるのはおろか、料理方法もわからないのが本音です。そこで見つけたのが、藍製品を専門に取り扱う「純藍株式会社」。ちょうど、藍100%配合の「純藍茶」が2016年7月21日(木)に発売されたばかりなので、さっそく取り寄せることにしました。

いままでにない新しいお茶の味

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「純藍茶」は、徳島産タデ藍の葉と茎を100%使用した、いままでになかった新しいお茶です。ノンカフェインで、ホットでもアイスでもいただけます。形状はティーパック。煮出したり、急須に熱湯を注いだりして作ります。麦ともゴマとも似ている香ばしい香りと、少しだけ苦味がある大人好みの風味で、ストレートティーだからこそ感じる独特の個性があります。こう書くと飲みにくそうに聞こえますが、そんなことはなくスッキリと飲みやすいお茶です。

お茶を飲みながらエイジングケア、しかも「藍のお茶」だなんて新鮮で、お茶を飲む機会が増えそうです。

[純藍茶]

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