小さい頃から眼鏡が離せません。

「漫画ばっかり読んでないで、時々遠くの山を見なさい」と母に叱られていたころには誌面から目が外せませんでしたが(苦笑)、モニターばかり見ている昨今では、普段の景色のなかで見つけた緑に心を奪われます。

160622green1.jpg
02_お屋敷の2階から丁寧に手入れされたお庭を眺める

ぼんやり眺めていると目にやさしい、だけではなく心にもやさしい色だなとあらためて感じます。

目からだけではなく香りでも緑を感じてほっとするときには、自分の祖先が生きていた時代と変わらないDNAがあるのかなと思ったりします。

160622green2.jpg
03_高雄の宏毅村でムキムキに育つパパイヤの実

夕立がやってくる前の湿っぽい匂いや、くさいきれ、風が吹いて葉っぱが舞うときの土埃の匂い。

160622green3.jpg
04_台車が重ねて置かれているのを見てクスリと笑ってしまいました、台北の好丘

陽射しとともに冷房の強まる季節ですが、休憩時間にはちょっと部屋から出て渇いた芝生にゴロンと転がって午後の日陰で昼寝をすると、心身ともにあたたまって気持ちがいいかもしれませんね。

[東京都庭園美術館,好丘Good Cho's]

あわせて読みたい

七色のさきの光までも。「紫」を楽しむ

何色にも染まることができる基礎の色。白を愛でる

春はまだか? 暖かさを求め「朱(あか)」が恋しくなる

ふとした瞬間、青い色でリフレッシュする愉しみ

光と影。「黒」をコントロールしてみよう

(写真・文/甲田智恵)