毎年5月開催されている世界最古にして最も権威のあるガーデニング&フラワーショー「英国チェルシーフラワーショー2016」にて、庭園デザイナーの石原和幸さんの作品『Garage garden』が全出展作品の中で最高賞となるプレジデント賞と5年連続でゴールド賞をW受賞したそうです。
もみじや苔玉、松など和の植物を活かしつつ、いわゆる和風の庭とはまったく別物......不思議とミニクーパーに合う美しい庭。日本の伝統的なものや植物が権威あるショーでこのように新しい形で提案されて、それが世界で評価されていること本当にうれしくなりました。
石原さんはもともと緑や花に魅せられ路上販売から花に関わる仕事をはじめ、庭造りへ。苔玉をつかった庭が評価され、一躍世界のトップにという経歴の持ち主です。
ご自身のブログ「石原和幸 夢ブログ」では、現地入りから一週間ほどかけて、この庭を作り上げるまでの様子が写真付きでレポートされています。設計図を書いて「はい、お願いします」ではなく、もちろん、植物を選び、植えて周りとの調和やバランスを見て、剪定して......。
細部まで気をつかい、ひとつの庭を作り上げる情熱、チームで協力して作り上げることの素晴らしさにグッと来てしまいました。できあがりの写真だけでは伝わらない裏の作業まで公開されていて、その姿勢もかっこいいなぁと。
ブログには、アン王女やキャサリン妃をはじめとした英国王室の方々やデザイナーのポールスミスさんも登場されていて、その活躍、注目度の高さに驚きました。
チェルシーフラワーショーの盛り上がりはインスタグラムでも、その様子が投稿されています。
古くから庭造りを愛するイギリスと、もともと庭園文化のある日本。石原さんの活躍を通じて、さらにいい融合が生まれたらいいのに! 機会があれば一度、石原さんの庭をこの目で拝見してみたいと思いました。
Photo by Jack Taylor(Getty Images News)
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