おやつの時間はいくつになっても、ワクワクするもの。特にとっておきのおやつを用意した日は、それだけで1日が幸せなものになります。
今回は、いつも美味しそうなおやつを届けてれる、連載・甲斐みのりさんの「おやつの時間」から、1日をスペシャルにしてくれるおやつをピックアップしました。みなさんは、どのおやつが食べたいですか?
「デルベア」のバウムクーヘン
甲斐みのりさんも「日本一」と絶賛するバウムクーヘンは、「デルベア」のもの。素材にとことんこだわり、ドイツの伝統的な製法でつくられたバウムクーヘンは、一層一層の味の重なりが上品。基本的には、ウェブでの注文とイベントのみでしか販売していないという特別感にも、またそそられます。
バウムクーヘン職人の熊倉さんがおすすめする、表面をこんがり焼いた食べ方はぜひ実践したい! 外側カリッ、中はフワッ……な焼きバウムクーヘンは想像しただけでも幸せな気分に。
「春鹿」の春鹿コンフィチュール
奈良の蔵元「春鹿」と、「ザ・リッツカールトン大阪」出身のシェフが経営する「Patisserie TRICO」がコラボ製作したミルクジャムです。
鹿やスプーンのモチーフが愛らしい、こちらのおやつ。見た目がかわいいからと、あなどることなかれ! ホワイトチョコ、ミルクのまろやかな甘さの中にお酒がほんのり香るジャムは、おとな向けのリッチな味わいです。付属のクッキーにつけるのはもちろん、パンやアイスクリーム、ピザにのせるなど楽しみ方はさまざま。好みの食べ方を研究するのも楽しいですね。
「二條若狭屋」の不老泉
日本で昔から親しまれている葛湯。なぜか無性に飲みたくなることがあります。京都の「二條若狭屋」の「不老泉」は、ほっとひと息つきたいときにぴったりな一品です。お椀の中でプカプカと浮かぶ鳥たちをながめながら、やさしい甘さの葛湯を味わえば、心もからだもポカポカに。やさしさとセンスがたっぷりつまった葛湯は、お見舞い用のギフトにも喜ばれそうです。
木版画家・徳力富吉による、小箱の和柄デザインもこれまた素敵。飲み終えたあとに、空箱の使い道を考える楽しみが残るのも得した気分になりますね。
「efuca.」のアイスボックスクッキー
お菓子作家として活躍する「efuca.」イトウユカさんの、アイスボックスクッキーです。
アイスボックスクッキーとは、棒状に成形した生地を冷やして固め、スライスして焼いたクッキーのこと。できあがりの愛らしさはさることながら、金太郎飴のように同じ模様のクッキーが生まれていく工程も魅力的なお菓子です。
お店はイベントやワークショップの日のみ営業しているため、イトウさんが作ったお菓子を入手できるのはかなりレア! その分、ゲットできたときの喜びは何ものにも変えがたいはずです。
あなたならどれを選ぶ?
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(マイロハス編集部/高山)