約29.5日で繰り返す月の満ち欠けは、人間や動植物のリズムと深い関係があります。

日によって形が変化する月は、”不安定さ”や”感情のゆらぎ”の象徴として用いられることがあります。女性はホルモンによって気分の変動を受けやすいですが、月の満ち欠けは生物に少なからず影響を及ぼします。

つまり月の影響による感情の変化を知っていれば、効率的なスケジューリングや感情のマネジメントなど、自分の生活にうまく利用することができるということ。

おすすめなのは、手帳や日記に「怒りっぽかった」「穏やかに過ごせた」など、その日一日の感情メモを記しておくこと。これを数サイクル続けると自分のバイオリズムが見えてきますよ。

【5月7日 新月】一人で過ごし、自分の内面を見つめなおす

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新しい物事に対して意欲的になる新月は、学びや遊びの計画を立てる、新月の願い事を書くなど、紙に書き出して自分の気持ちを整理するとよいでしょう。

また、『新月&満月のリズムで夢を叶える』(ヴィレッジブックス)によると、一人で過ごす時間を意識的につくるといいそうです。

新月とはその名の通り、何か新しいことが始まることを暗示しています。計画を立てたり、新しいことに挑戦したり、新しい方法で物事に取り組んだりするのに適した時期です。もちろん願いごとを唱えるのにも最もふさわしい期間です。新たな誓いを立てて実行してください。またアイデアが直感的にひらめくかもしれません。”不思議な予感”は特に価値があります。一人で過ごす時間を大切にしましょう。

『新月&満月のリズムで夢を叶える』(ヴィレッジブックス)より引用

また、瞑想をするのもおすすめ。自分自身を見つめる浄化・リセットの日を定期的につくることで、天体のリズムとの調和が図れます。新月の日以降は、徐々に行動的な気分になれそうです。

【5月22日 満月】感情の起伏に注意。リラックスして過ごす

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自分の感情がコントロールしづらくなる満月の日には、重要な予定を入れない方がよいでしょう。無用な争いや疲労を避けられます。

満月の日に興奮しやすいのはまわりの人も同様。「いつもは穏やかな人が今日はなんだか怒りっぽい」。それはあなたのせいではなく、満月の影響かもしれません。

新月に始まった計画事が頂点に達します。よくも悪くも、結果がはっきり表れてきます。新月で思いついたアイデアに勝算がありそうなら、さらに前進しましょう。ただし満月には増幅作用があり、潜在していた問題も表面化しやすいので気をつけてください。(中略)一般的にいって満月の日は、気分が高揚し喜怒哀楽がいつもより激しくなります。衝動的になりやすく、自己コントロールが難しい時期です。

『新月&満月のリズムで夢を叶える』(ヴィレッジブックス)より引用

満月の日は、自分だけでなく外的要因によるトラブルも頭に入れて行動を。揉め事に巻き込まれる可能性が高いとも思われるからです。

たとえば、予定より1本早い電車に乗る、会議の予定を入れない、パートナーとの喧嘩に注意する、お酒を飲み過ぎない、余計な一言を言わない……など。この時期はリラックスして静かに過ごすように心がけましょう。

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