いよいよ行楽の季節。

青い空の下へさあ飛び出そうというとき、スマホのバッテリーが少ないと、写真も好きなように撮れず、残念な思いをすることになります。

そんなときにぜひ履いてみたいスポーツシューズが、このほど開発されました。

スマホを充電できるシューズ

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なんと、靴底に忍ばせたコンバートシステムにより、歩行などの人の動きを、エネルギーに変えてストックできるすぐれもので、イタリアの靴底メーカー「Vibram(ビブラム)」社と、アメリカの「InStep Nano Power」社が共同開発したものです。

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コンバータはしっかり靴底に密封されているので、防水防塵も万全ですし、耐熱温度はマイナス20度から65度と、悪天候でも問題なく使えるようになっています。

また、GPSシステムや温度センサーもついているため、bluetoothを介して、スマートフォンで、「位置情報、歩数、足元の温度、バッテリーレベル」などをチェックすることも可能です。

ちなみに、スマートフォンの空のバッテリーを100%充電するには、8時間の歩行が必要だそう。

実際に履いて歩いている参考動画も。見たところつくりのしっかりした靴で、ハイキングや山歩きには最適に思われます。

この一歩がエネルギーになると思えば、ウォーキングにも、さらに熱が入ってしまうことでしょう。アウトドア派にはもちろんのこと、そうでない人も山や森に出かけたくなる靴と言えるかもしれません。

商品化が待ち遠しいところです。

[InStep Nano Power,LSA]

image via Shutterstock

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