最近オーガニックものが販売されるほど人気のベビーパウダー。けれど赤ちゃんのおむつ替えのときに必要なぐらいしか用途がないと思っていませんか?
思った以上にすぐれもの「ベビーパウダー」
別名シッカロールとも呼ばれる、赤ちゃんに使えるほど安全なベビーパウダー。ドイツのトップブランドである「Penaten」によると、その成分のほとんどが「タルク」と香料でできています。ファンデーションやおしろいなどに必ず含まれるタルクは滑石(かっせき)というミネラルを粉末にした天然成分。
その歴史は古く、「おばあちゃんの知恵袋」にはなくてはならない存在です。たとえば、ぐちゃぐちゃにからまったネックレスをほどくためパウダーをサッとかけて軽くもむと、あっという間にほどけてしまいます。こまかい繊維質から脂分をすばやく吸いとるのにもすぐれているので、食事の際にカーペットを汚してしまったら、そこに振りかけておけばあとから汚れを落とすのが楽になります。
また最近ではドライシャンプーとして使用した人のコメントが人気。髪の毛に振りかけ、目のこまかい櫛で粉をていねいに取りのぞけば髪の毛の仕上がりもふんわりするのだそうです。黒髪の私たちでは白い粉が目立ってしまうためあまりおすすめできないのが残念ですが、ブロンドの髪の毛ならではの知恵ですね。
メイクにも、ネコちゃんのトイレにも
いろんなことに使えるベビーパウダー。さらに『InStyle』では、さらにおどろくべき使用法がいくつか載っていました。
ベビーパウダーをキレイな水と混ぜ、ニキビ予防のパックとして使用したり、汗をかいた後のデオドラントとしても紹介されています。また、マスカラをする前にまつげに伸ばしておけば、その後マスカラをつけるだけで、ダマのないキレイなまつげが長持ちするそう。ごく少量をまぶたにのせてからアイシャドウを塗れば、発色をきれいに保つことができるとのことです。
手にいれやすい価格ながら多くの使い道のあるベビーパウダー。最近はネコブームですが、なんとネコのトイレにも使えるのだそう! きれいにいれかえた砂にベビーパウダーを混ぜておくと、オシッコの吸収力をアップ、においを格段に防ぐのだそうです。ドイツの愛猫家たちのびっくりアイディアですね。
[PENATEN,Tne Honest Company,In Style]
image via Shutterstock
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