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身につけるアクセサリーは気がつけばほとんどネックレス。

若い頃は、アフリカ製の木のバングルや極太の銀のバングルを、手首ではなく(あえて)ひじ上につけたり、大きなフープのイヤリングをお守りかってくらい毎日つけていた。

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ピアスという存在は、いまでも「いいなぁ」と思うんだけど、どうしても度胸がなくていまに至っている。「そのうちタイミングが来たら」というふうにもう何十年もやり過ごしている。

持っている指輪は、結婚指輪くらい。銀のなんでもない指輪。バンコクの安宿街の屋台で買ったこの300バーツの指輪は、当時24歳の男女には十分だった。

でも料理仕事のたびにその都度はずしていたら、そのうち出番がなくなっていった。いまではすっかり引き出しの中。ずいぶんお目にかかっていない。

シルバーのネックレスはいちばんの定番。エスニック好きの昔もいまも、ずっと変わらず安定した地位で私の宝物であり続けている。

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なかでも、目のボタンがついたdosaのネックレスは細かいディテールのぜんぶが気に入っていて、いつ見ても、「いいなぁ」と思う。

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ネックレスは友人がつくるビーズのもの(chahat by cnrというブランド)。白い服に白いビーズのネックレス、インディゴの服にアンティークビーズの紺のネックレスと、色を合わせたセットアップ。

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色とりどりのグリーンのネックレスは、アメリカのネイティヴインディアンがつくったもの。色のグラデーションの組み合わせに、自然のセンスを感じる。

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小さなピンクの貝をつなげたネックレスは、ハワイのカウアイ島で買った。「ニーハウシェル」という巻貝を、ひとつひとつピンセットでつまんでバランスを見ながら輪にする。貝の色はピンクのほかに、 赤や黄色などがあって、どの色も惚れ惚れするほど美しい。

珊瑚をつなげたネックレスは母からもらったもの。それだけでつけると派手なのと、珊瑚が首にささってチクチクするのとで、なかなか手に取る機会がない。きっと、麦わら帽子とかにつけるといいんだろうな。今年はそうやって試してみよう。

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