仕事で京都を訪れたとき。大好きなお店「Kit」のオーナーに、前日までお店で販売していたストロベリースコーンを差し入れにいただきました。kitのインスタグラムで、ピンク色の包み紙でくるまれたスコーンの写真を見て、「明日、京都へ行くので買いにきます!」とメッセージをしていたところ、こんもり大量に準備していたスコーンの山は、その日のうちに売り切れてしまったそう。そこで、わざわざ2つ、取っておいてくださったのです。大事に大事に、トースターで温めてからいただきました。

ピンクの包み紙でくるまれたスコーン

スコーンをつくっているのは、滋賀でお料理教室を主宰されている麻育子さん。ラッピングもチャーミング。

160226_oyatsu_06.jpgカリカリもごもご。香ばしい生地を噛みしめたあと待っているのは、ぷちぷちぷっと、口の中をくすぐる、いちごのつぶつぶ。小さなまるみが舌の先を右往左往。やんちゃな子どものように、なかなかとらえられません。けれども、そのつぶつぶこそ大いなる口福。がつんとダイレクトにいちごの甘みを投じるのでなく、そこはかとなくじんわりと、いちごの存在感を伝えるのが育子さん流なのだなあと感心。ああ、また食べたい。

 Kitのオーナーに、「育子さんインスタグラムをしているよ」と教えてもらい、スコーンのつぶつぶを思い出しながら、「おいしそう」がいっぱいつまった写真のページをめくりました。

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