1. Home
  2. MIND
  3. ハンブルク市は、5時間分保育料がタダ【ドイツでママになる】

ハンブルク市は、5時間分保育料がタダ【ドイツでママになる】

ハンブルク市は、5時間分保育料がタダ【ドイツでママになる】

前回ドイツの保活事情でお話ししたとおり、ドイツの場合も日本と同じで、保活事情は自治体により千差万別。比較的託児所事情にめぐまれているといわれるハンブルク市に暮らす我が家が、保活に費やした時間はほんの数日でした。

アポなし突撃訪問だけで保活終了

私たちがとったやり方はいたってシンプル。自宅から歩いて通える範囲すべての託児所(以降、Kita)にベビーカーを押しつつ突撃訪問し、順番待ちリストに名前を載せてもらう、という方法です。電話やメールだけではちゃんとリストに名前を載せてもらえたのかわからないし、やはりちゃんと自分たちの目で見て決めたかったから。それと、我々の顔(と誠意も)を見せて園側と話をし、こちらの意思を直接伝えることは重要だと判断したので。

実際訪問したKitaは全部で7、8件でしょうか、一年以上先までおそらく空きは出ないと言われることもありました。けれど運よくそのひとつに3か月後から空きを一枠見つけ、なんともあっけなく保活終了。娘がちょうど一歳半のときにKitaデビューとなりました。

隣の自治体は待機児童も

ところが、ひとつ隣の自治体をのぞいてみると、現状は全く違います。妊娠中から保活にいそしんだにもかかわらず、待てど暮らせど空きが見つからず、職場復帰が先延ばしになっている。とか、何とか空きは見つけたものの希望のところには入れずじまい、結局自宅からも職場からも遠いところで手を打たなければならなかった(しかも保育料は高額!)、なんていう話も。

そんな感じなので、ドイツの保活事情を総じて語るのは難しく(ドイツの抱える大きな課題のひとつともいえます)、地域間格差というか、不公平感は否めないのが現状です。

保育料を完全無料化!?「託児所クーポン券」

近年スタートし、ハンブルク市やベルリン市などで取り入れられているシステムが、託児所クーポン「Kita-Gutschein」。子どもをKitaに預ける際、その費用をクーポン券で支払うことができる仕組みです。クーポン券は役所で手続きさえすれば、どの子どもに対しても発行されます。ちなみにハンブルク市では就学前のすべての子どもに対し、一日5時間分までのクーポン券の発行を保障、場合によっては各家庭の事情(両親の職業や就業時間、世帯収入額、一人親など)を鑑みて追加時間のクーポンが発券されることもあります。

我が家の場合だと、娘をKitaで毎日8時間預かってもらっているので、そこからクーポン券5時間分を差し引いた、一日3時間分、プラス給食費や遠足費などの実費を保育料としてKitaに支払っているという感じ。この制度、かなり助かっています。

これはもちろん「社会福祉の充実」「子育て家庭に優しい政策」といった目的があって行われているわけですが、しかし、もう一歩踏み込んでみると、移民国家ドイツならではの独特の事情もあったりして......。

ということで、次回は旬の話題でもある「移民問題」とKitaについて、お話したいと思います。

>>「ドイツでママになる」連載記事一覧

【第20回】ドイツだって託児所不足。我が国の保活事情

【第19回】選ぶのは自由。無痛分娩を経験して思うこと

【第18回】事前予約なしでもOK、ドイツの無痛分娩事情

【第17回】産前も安心。困ったときに来てくれるマイ助産師

【第16回】妊娠後期だ。さあ出産病院を決めよう

山中友希帆

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 満腹ホルモンで食欲を抑制。つくりおきできる高タンパク質おかず5

    2. 心配症や考えすぎの人におすすめしたい心理テクニック

    3. 納豆パワー5つ。健康やダイエットに効果的な食べ方とは?

    4. 愛してると言うかわりに「話を聞く」。カウンセリングに学ぶ傾聴力

    5. メイクしたまま寝てしまったら? 老け知らずな人に学ぶ美容術10

    6. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    7. 食事で代謝アップするには? こんな女性は代謝が落ちています

    8. ダイエット&美肌に、朝1杯の「レモン白湯」がおすすめな理由

    9. 生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

    10. 代謝を上げたいなら「炭水化物抜き」はやめて。食事で代謝アップするヒント

    1. 納豆パワー5つ。健康やダイエットに効果的な食べ方とは?

    2. 代謝を上げたいなら「炭水化物抜き」はやめて。食事で代謝アップするヒント

    3. 食事で代謝アップするには? こんな女性は代謝が落ちています

    4. 年を重ねても衰えない肌と腹筋をキープする、シンプルな習慣

    5. 白米を◯◯に変えて代謝アップを狙え。管理栄養士が教える献立

    6. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    7. ワクチンとあわせて防御力UP。インフルエンザをよせつけない生活習慣5

    8. ダイエット&美肌に、朝1杯の「レモン白湯」がおすすめな理由

    9. アルツハイマーを予防する? 驚きの健康パワーを持つオリーブオイルの見分け方

    10. 消防士や警察官も実践! 16秒でできる、緊張感を和らげる方法

    1. 毎日ストレッチをすると、こんなすばらしいことが身体に起きます

    2. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    3. デートの相手がソシオパスだったら? はじめは魅力的な人に見えるかも。10の兆候

    4. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    5. 栄養士おすすめ。甘いもの好きも大満足の、血糖値を急上昇させないデザート6

    6. 栄養士も認める、低炭水化物ダイエットにおすすめの低糖質フルーツ10

    7. 納豆パワー5つ。健康やダイエットに効果的な食べ方とは?

    8. 糖尿病を予防する6つのヒント。リスクを上げる意外な習慣は?

    9. 肺がんにならないために、今日からできること10

    10. 生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

    ハンブルク市は、5時間分保育料がタダ【ドイツでママになる】

    FBからも最新情報をお届けします。

    Read More