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ドイツだって託児所不足。我が国の保活事情【ドイツでママになる】

山中友希帆

ドイツだって託児所不足。我が国の保活事情【ドイツでママになる】

仕事と子育ての両立。それは日本に限らず、ここドイツにおいても難しいテーマ。託児所不足はいつだって旬の話題で、長く議論が繰り返されています。

託児の選択肢がさまざまあるドイツ

さて、幼稚園を英語で言うとkindergarten。これはご存知のかたも多いと思いますが、じつはルーツはドイツ語。ドイツは幼稚園の発祥の地なんです。ただ、最近のドイツでは「幼稚園」だけを指す「キンダーガルテン」よりも、多様化する託児施設をもう少し大きくとらえたKita(キタ)という単語を使うことが多くなっています。KitaとはKindertagesstätte(キンダーターゲスシュテッテ)、直訳すると「子どもたちが日中いる場所」といった感じでしょうか。

日本では「保育園」か「幼稚園」に通う子どもがほとんどかと思いますが、ドイツにはいろいろなタイプの託児施設があります。

例をあげると、

  1. 0歳児から3歳児までの保育園(Kinderkrippe)
  2. 教会や親が主催するプレイグループ(Spielgruppe)
  3. 3歳児以上の幼稚園(Kindergarten)
  4. 5~6歳を対象とした小学校の準備段階的な学校(Vorschule)
  5. 自宅を開放している自営の保育士(Tagesmutter)など

ちなみに、うちの娘は現在3歳。1歳半のころから、保育園(Kinderkrippe)と幼稚園(Kindergarten)、準備学校(Vorschule)が一体となった、割と大きな規模のKitaに通っています。なので、娘のKitaには、まだ離乳食が必要な0歳児から、読み書き計算のできる6歳児まで、たくさんの子どもたちが在籍している、というわけです。

これらの託児施設は地域、自治体(州)により名称や分類もさまざま、国内で統一されていません。(そこがややこしく、わかりづらいところでもあります。)入園の条件や教育ポリシー、申し込み方法、費用、預かり時間なども千差万別です。

ドイツでも「保活」は必要

ドイツでは妊娠・出産を機に職場を離れる(会社を辞める)ということは極めてまれ。子どもの1歳の誕生日前後に職場復帰するのが通常です。なので、ほとんどの子どもが1歳をめどにKitaデビューするのですが、誰でも簡単に預かってもらうところを確保できるわけではありません。ドイツも日本同様、たいていどこのKitaも空き待ち、待機児童はたくさんいます。

「ここに行かせたい!」という園を見つけても、実際そこにすぐ入園できる可能性は低く、いくつかの園に併願して、まずは順番待ちリストに名前を載せてもらう、というのが一般的なやり方です。妊娠したら、すぐにKita探しをするようアドバイスされることもあります。

ただし、この「保活」の大変さも、日本同様、居住の地域、自治体(州)により事情が異なります。実際(幸いにも)、私の暮らす自治体は「待機児童ゼロ政策」推進都市。数年前からKitaの増設が急速に進められ、我が家の場合も、ほぼ苦労することなく保活を終えることができました。

ということで、次回以降は経験談も踏まえつつ、「ドイツのKita事情」をもう少し深く掘り下げてお伝えしたいと思います。

image via shutterstock

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