コーヒーやチョコレートなど、いままでの概念を覆すサードウェーブが到来し話題となっていますが、味噌業界にもこの新潮流が動き出しているようです。

その動きをいち早くキャッチできるのが2月27日(土)に神宮前で開催される「MISO FUTURE LABORATORY」。

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味噌版「パブリック・カッピング」

最近ではカフェなどで行われている産地や製法の違うコーヒーを試飲する「パブリック・カッピング」。「日本の味の基本である味噌こそ、オープンにテイスティングができる場が必要なのでは?」という考えから、味噌版のパブリック・カッピングを行われることになったそう。

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都心のスーパーなどでは見られない珍しい地域性のある味噌を全国から集め、色・香り・味と様々な角度から楽しむことで、自分好みの味噌を見つけたり、蔵によってまったく異なる味わいを楽しんだり、味噌とじっくり向き合うことで、新しい発見に繋げていきます。

味噌をコーヒーのように楽しむ

また、料理家・かさぎれいさんのレクチャーのもと、約1kgの味噌を仕込むワークショップも開催。米味噌、麦味噌の2種類から選べるほか、麹の違いによる特徴を味比べしたり、理解を深めながら体験することができます。

味噌の基礎知識とつくり方や準備、保存の方法までその場で学べるので、はじめての方も安心。もちろん仕込んだ味噌は持って帰ることができ、おうちの食卓で手づくりの味を楽しむことができます。

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そのほかにもハンドドリップで淹れたミソスープスタンドなど、スタイリッシュで新しい味噌の魅力が満載。なじみのある食材が、かたちや方法を変えるだけで新鮮に。改めて日本の味を堪能したいと思います。

MISO FUTURE LABORATORY

会期:2016年2月27日(土)

会場:東京都渋谷区神宮前5-27-8Los Gatos2F

オープン:11:00〜18:00

主催:大晦日、COOK COOP

※各ワークショップ予約はこちらのフォームからお申し込みください

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