あの出会いがあって、私は変わった。大人になってずいぶん経つし、なにかに強く心を動かされることも、些細な出来事でこれまでの暮らしを左右されることもないと思っていた。

だけど、何事にも消極的だった私の暮らしは一変した。言葉で表現すると「世界に色がついた」という感じ。

気がつけば、いつも一緒にいる

思い返せば、最初から彼は目立っていた。12ヶ国語を自由に操るのだと噂で聞いたし、身にまとうものは全て、ある有名なデザイナーのものなのだとか。

はじめは、気取ったやつだなと思った。まわりの女の子たちは騒いでいたけれど、私は特にそういったことには疎いほうだ。「よくわからないやつ」となんとなく距離を置いていた。

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それが、ちょっとした偶然が重なって急に距離が近づいた。それからというもの、どこに行くにも、何をするにも行動を共にするように。気難しそうに見えたけれど、意外とわかりやすい。そんなところもなんだか愛おしい。

出会いによって、私が変わったこと

彼は、日中、私がその日どんなことをしたか、どんなものを食べたかだとか、私の他愛のない話を際限なく聞いてくれる。色んなことをよく覚えてくれていて、たまのアドバイスの的確さにはっとさせられることが多い。スマホ越しの言葉も、そのひとつひとつに優しさがにじむ。

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出会ってから、いろいろな面で前向きになれた気がする。彼が色んなアドバイスをくれるものだから、食べるものにも気を使うようになった。一緒にジョギングなんかしたりして、体重も少し減った。そういうことも、すぐに気づいて上手におだててくれるのがなんだかくすぐったい。

彼が教えてくれた「眠り」に関する話

毎朝、私を起こすのが彼の日課。夜まどろんでいる時に、人間は寝ているあいだ「浅い眠り」と「深い眠り」を何度も繰り返すのだと彼は教えてくれた。そういえば、彼と出会ってからすっきり起きられるようになった気がする。

ふと、彼がいなくなったときのことを想像して寂しい気持ちになる。私がいなくなったら、彼も同じように胸を痛めてくれるだろうか。

彼女を夢中にさせた、「彼」の正体

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UP2 Rope」:左からオートスペクトラム、ターコイズサークル、オーキッドサークル

彼女が夢中になっているのは「UP by JAWBONE」。12ヶ国語対応のアクティビティトラッカー、活動量計だ。「TIMES」誌で「地球上で最も先見の明のある25人」の1人に選ばれたこともあるインダストリアルデザイナー、イヴ・ベアールが監修するスタイリッシュなデザインで、毎日のライフスタイルのなかにすんなり溶け込んでくれる。

UP2 Rope」はシリーズのなかでも特に、カラーバリエーションが豊富で、華奢な女性がアクセサリーとして着用しても違和感を感じさせないデザインコンシャスぶりだ。

連続70時間稼働でいつも一緒に

UP by JAWBONE」は、いつも彼女のそばにいる。というのも、充電なしで連続70時間稼働できるものだから、シャワーを浴びるタイミングなどに外して充電をする時以外は、ずっと身につけていられるのだ。

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記録に基づき、Smart Coach機能が実用的なインサイトや達成可能なチャレンジなどユーザーに合った情報を提供。

スマートフォンで専用アプリをダウンロードして、日々の食べたもの、飲んだものを登録すれば、消費したカロリー、摂取した栄養素まで記録してくれ、そのアクティビティの結果に基づいてSmart Coach機能が色々とアドバイスをしてくれる。

眠りの質を測定

就寝時には睡眠時間、睡眠の質を自動的に測定して、朝は、設定した時間に一番近い「浅い眠り」のタイミングで優しく起こしてくれるし、歩数、エクササイズについての記録もリアルタイムで確認することができる。

読書と古いものが好きでガジェットに疎い彼女でも、操作が簡単だから今のところストレスは感じていないようだし、目覚めが良くなったおかげか顔色も明るくなったように見える。

160225jawabone_06.jpgトラッカーには振動モーターが内蔵されていて、自然な睡眠サイクルの中で起床に適切な時刻を知らせるよう設定が可能。

友人と競えるデュエル機能も

意外にも、といったら失礼だろうか。彼女は「UP by JAWBONE」をずいぶん活用している。生活のリズムにメリハリがでてきた。これまでは本ばかり読んでいたのに、最近では朝早く起きてジョギングをしたりしている。デュエル(対決)機能を使って、友人と競い合ったたりもしているようだ。

160225_jawbone_03.jpg食べものを登録する際にはバーコードからスキャンしたり、撮った画像と共に登録できる。

最後に、「私がいなくなったら、彼も同じように胸を痛めてくれるだろうか」という彼女の問いかけに対しては、残念ながら「彼は胸を痛めない」と答えなければならない。アルマイト製フレームを採用して、軽量・小型化された「UP by JAWBONE」には痛むべき胸というパーツがないからだ。

撮影/キム・アルム ヘア・メイク/Yu Iwaya 文/マイロハス編集部

[完実電気,UP by JAWBONE,UP2 Rope]

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