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産前も安心。困ったときに来てくれるマイ助産師【ドイツでママになる】

山中友希帆

産前も安心。困ったときに来てくれるマイ助産師【ドイツでママになる】

土曜日のこと。その数日前から少し頻繁にお腹の張りを感じ、ちょっと気になっていた私。けれど、妊娠後期ならお腹の張りはよくあること。横になったり外出を控えたり、のんびりと過ごしてれば大丈夫でしょ、自分に言い聞かせ、あまり神経質にならないように努力。だけど何か良くない兆候だったら......。やっぱり、不安になってしまうものですね。かかりつけの婦人科を受診しようにも、土曜は休診日。かといって救急にかかるほど深刻でもないし。どうしたらいいんだろうとモヤモヤ、モヤモヤ。

「なんで助産師に電話しないの?」

と、夫の一声。そうか! その手があった! すっかり忘れてた、その制度。「何かあったらいつでも連絡してね」と言われていたのに。(ドイツの助産師制度については過去記事参照→【第6回】【第9回】【第10回】)

ドイツで助産師として個人(自営)で仕事をしている人たちにはいくつかタイプがあります。

1. 産後ケアをメインにしている

2. 産前、産後ケアの両方を請け負っている

3. 産前、産後ケア、プラス要望があれば出産にも立ち会う

私が契約した助産師さんは2のタイプ。

つまり、妊娠中に体のトラブルや気になることがあれば、遠慮なく連絡し、来てもらえるのです。

さっそく電話をしてみると、「いま出先だけど、近くにいるから直接行こうか?」とのお返事。こりゃありがたい。「ハイ、お願いします!」と即答して待つこと10分でやってきてくれた。ひょっとしたら救急車より早いんじゃ? と思えるほどのスピーディーさ。しかも彼女は(おそらく)60代半ば過ぎ。仕事とはいえ、この寒さのなか雪道を自分で運転し、パパっとかけつけてしまうフットワークの軽さもすごい。

助産師さんの触診でモヤモヤ解消

私の体調や、先日の妊婦健診での結果を母子手帳をみながら話したあと、ソファに寝っ転がるように言われ、おなかを触診。「(赤ちゃんの)足はここ、頭はこっちだね」なんて言いながら。ついでに手足のむくみチェック静脈瘤ができていないかの確認もして、結果はまったく問題なし! 良かった、これで一気にモヤモヤも解消です。最後に便秘予防にもなるマグネシウムのサプリメントも紹介してもらって一件落着。

前回の出産では、産後ケアのみの助産師さんだったので気づかなかったけれど、産前も面倒を見てくれる助産師さんだとこういうとき、本当に助かるなぁ。産後だけでなく、じつは産前も頼りになるドイツの助産師訪問ケアなのでした。

>>「ドイツでママになる」連載記事一覧

【第16回】妊娠後期だ。さあ出産病院を決めよう

【第15回】ベビーカーでもラクラクの子連れお出かけ事情

【第14回】日本とは別物。ドイツのベビーカー事情

【第13回】ドイツで買った、あると便利なマタニティグッズ

【第12回】まるでピクニック? 大量のおやつと一緒に出産準備

【第11回】即日退院もざら。産後すぐの母子同室がきつかった

【第10回】自分に合う助産師の選び方

【第9回】出産前に保活ならぬ、助産師活がある

【第8回】えっ、これだけ? たよりなさすぎるドイツの入院食

【第7回】マタニティーマークはあるの?

【第6回】とにかく頼りになる。産後の助産師訪問ケアがすごい

【第5回】超実用的な母子手帳は2冊ある

【第4回】妊娠・出産費用は全額保険でカバー

【第3回】もっと太ってね。日本とは対照的な妊娠中の体重管理

【第2回】間抜けな姿で歩く、オープンすぎる診察室

【第1回】本場のコウノトリがやってきた!

image via Det-anan / Shutterstock.com

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