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搾りたてオリーブたっぷり。冬の定番ごちそうスープ【南イタリア美人レシピ】

搾りたてオリーブたっぷり。冬の定番ごちそうスープ【南イタリア美人レシピ】

イタリア料理に欠かせないオリーブオイルは、今やヘルシーな食材として定番。オレイン酸やビタミンEなど抗酸化、美肌、病気予防の有効成分がたくさん含まれています。

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同じカラブリア州バガラーディにあるオリーブ農園。山の斜面に並ぶ木々の中には樹齢200年、300年というものも。

その年の新物オリーブオイルが出始める冬に、私の住む南イタリア地域でよく食べられるのが「フラントイアーナ」と呼ばれるスープ。搾りたてのオリーブオイルをたっぷり注いだ鍋で、脂の多い豚の塩漬け肉とたくさんの野菜を煮込みます。

冬は油分を摂って、ぽかぽかつやつやに

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オリーブ農園を営む親戚が届けてくれた、ワインボトルにたっぷり入った新物オリーブオイル。香りが強くて軽い味わい。パン、魚、パスタ、何にかけてもおいしい!

「ちょっと多すぎるのでは?」とも思える脂質は、冬にこそ積極的に摂りたい栄養素。脂質は熱を生むエネルギーになって体を温め、皮膚の乾燥を予防・改善してくれます。手足の冷えや肌のかさつきが気になったら、じつは油分不足なのかもしれません。

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野菜はすべて地元産なので、新鮮で味が濃くておいしい。そして安い。1箱100円や、1Kg/100円くらいで驚きます。

また、たくさん入れる野菜のうちで注目は紫キャベツ。日本の食卓にはまだあまりなじみがないですが、紫の色素アントシアニンは強い抗酸化作用や、メタボ予防効果まであるのだとか。抗酸化、風邪予防、肌荒れ改善のビタミンCも多く含まれます。どちらの成分も水に溶けやすいので生か、今回のようにスープで食べるのがおすすめ。

長時間煮込むことで素材の滋味がじっくり溶け出すフラントイアーナ。織り重なった味と香りは芳醇で、味付けが塩だけとは思えません。お腹の底からぽかぽかと温まる、寒い日にこそ食べたい冬のごちそうです。

フラントイアーナのレシピ(10皿分)

【材料】

  • オリーブオイル...150ml
  • (A)グアンチャーレ(豚ホホ肉の塩漬け)...150g、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)...100g
  • (B)タマネギ...大2個、ニンジン...大2本、セロリ...大2本
  • (C)紫キャベツ...1個
  • (D)インゲン豆(乾燥)...1~1.5カップ、ニンニク...4片
  • (E)ジャガイモ...中5個、トマト(小さめで味が濃いもの)...7個
  • (F)ローリエの葉...大6枚、レモンの皮...1/2~1個分
  • 塩...適量
  • 唐辛子...お好みで適宜

【作り方】

  • 1. インゲン豆は一晩浸水。野菜はすべて3~4cm(トマトは種を除く)、肉類は1.5cm幅に切っておく。
  • 2. 鍋にたっぷりのオリーブオイルを熱し、(A)を加えて脂が透き通るまで炒める。
  • 3. (B)を加えて5分、さらに(C)を加えて5分炒める。
  • 4. (D)を加えて蓋をして5分、(E)を加えて蓋をしてさらに5分加熱。
  • 5. 別の鍋に水と(F)を入れて沸かす。その熱湯を、もとの鍋の具材が完全に浸るくらい加える。
  • 6. 沸騰したら塩で調味し、お好みで唐辛子を加える。蓋をして中火で15分、その後極弱火で2時間半~3時間煮る。途中水分が減ったら5の熱湯を足す。インゲン豆がとろりと柔らかく煮えたらできあがり。

お皿に盛り、新鮮なオリーブオイルをかけて召し上がれ!

写真・文/マッツィテッリ福子

編集者、ホットヨガインストラクター。2015年イタリア人男性と結婚し、南部レッジョ・カラブリアに移住。食事も化粧品もアンチケミカル、ナチュラル志向。

マッツィテッリ福子

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