師走の大掃除、ようやく目処が見えて来ました。

普段は死角になっている場所を徹底的に磨きます。

冷蔵庫の上、 ソファーの下、作業台の内側、高い位置にあるガラス瓶、棚の奥、ゴミ箱の底など、ダスター片手に奮闘。

冬晴れのあたたかい昼間に、窓や扉をおおきく開け放ち、家中の掃除をするのはほんとうに清々しいものです。

茶渋がついている湯呑みは重曹で洗い、電球のガラスはやわらかいスポンジで拭きます。鏡もピカピカに。食器も揃えて整えます。

冷蔵庫の中も確認。夕飯は残りもの総ざらいでやり繰りしよう。

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友人にもらった伊勢の注連縄には、「笑う門には福来る」と書いてあります。そう、掃除をしっかりやって、日々笑っていればたいていのことは健やかに過ごせるのだと思います。

いちねん使わなかった書類やメモ、子どもの落書き帳などは、お風呂を沸かす時にいっしょにかまどに入れて燃やします。パタパタとせわしく動いた夜は、お風呂が気持ちいい。カエルの大合唱をBGMに、ゆっくりお湯に浸かれば、明日また掃除の続きをする気持ちにもなるもの。明日は窓拭きや家の周りの草刈りなど、内から外へきれいにします。

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その合間におせち作りを。黒豆を煮たり、金柑の蜜煮を煮含めたり、するめと人参を刻んだりと今のうちに仕込めるものは進めておくと後がらくです。

ほんとうにこのいちねん、この家のお世話になりました。磨き上げて、またあたらしい年を清らかに迎えられるよう下準備。

どうぞみなさま、佳いお年を!

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