風が冷たくなり、気温もいよいよ下がってきました。日照時間も短くなって、気持ちが落ち込んだり、不安定になったりしがちかもしれません。季節的なものでもあるのですが、ライフスタイルに気を使うことで、調和がとれるものでもあります。

寒い季節は消化力があがり、新陳代謝もよくなりますじつは体としては病気などにはなりにくい状態なのですが、空気が乾燥し、外と室内の温度差も大きいため、体調を崩すひとも多いかもしれません。また、忘年会や新年会などで、消化できる以上に食べたり飲んだりしてしまうことも体には負担になります。

また、現代ではどこにいっても空調がきいていて、室内は暑いくらいのことも多いですね。すると、レストランなどに入って冷たい物を飲んだり食べたりすることもあるかもしれません。また、あつあつの鍋料理や煮込み料理などを食べながら、冷たいビールやワイン飲むことも増えるかもしれません。でも、熱いものと冷たいものを同時に摂ると、消化不良をおこしてしまいます。すると、毒素になってしまう未消化物を生むことに。食事中になにかを飲むのであれば、白湯がベスト。食事は食事で食べてから、お酒を飲む時間をつくるのがいいかもしれません。

寒い季節は作りたてで温かいもの、油分を充分に含んだものがおすすめです。辛い食べ物は避け、甘味と酸味を取り入れます。特に唐辛子は避け、辛味が欲しい場合は黒胡椒や生姜を使うと、体に負担が少なくてすみます。

健康を保つために大切なことは、食べた物をきちんと消化・吸収すること、体の巡りをよくすること、きちんと休息をとること、きちんと排泄をすること。これらはつながっているので、どれかひとつを気にかけるだけで、ほかの3つも同調していくように思います。心身をどう扱うかは、今だけでなくひとつ先の季節にも影響します。今ですと、春先に関わります。花粉症や春の肌のゆらぎなどが気になる方は、今から意識し始めるといいと思います。

今日食べたもの:大根ステーキ

みずみずしくて甘い旬の大根をメインディッシュに。大根は4cmくらいに切って皮をむき、表面に包丁切り込みを入れてひたひたの水で20分ほど煮ます。柔らかくなりすぎないようにするのがポイントです。

フライパンに多めのオリーブオイルを入れて熱し、大根を入れて両面をこんがり焼きます。

160度に熱したオーブンでココナッツフレークを焼いておきます(焦げやすいので注意)。

大根に焼き色がついたら、醤油バルサミコ酢を合わせておいたもの(大根4つで1/4カップ強くらい)を回しかけて煮詰めます。ぶくぶくと泡が立って煮詰まったら、大根をお皿にのせ、フライパンに残ったソースをかけ、ココナッツフレークを散らしてできあがり。

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