今年2月、ブルーボトルコーヒーが日本に初上陸し、サードウェイブコーヒーの聖地として一躍話題になった街、清澄白河。週末になるとコーヒー好きがハシゴしながら歩いている姿が目につきます。結局のところ清澄白河のコーヒー事情はどうなの、盛り上がってるの? というところを近くに住むいちコーヒーラバーとしてまとめてみます。
ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ
「ブルーボトルコーヒー」は、一時期の大行列は落ち着いたものの、週末のお昼やお茶の時間はいまだに行列ができ混雑しています。わざわざ足を運んでおいしいコーヒーを飲みたいなら、平日の朝夕(もしくは休日の朝)が狙い目。休日とは違う地元のご老人や常連さんが店員さんと話したりしながら、ゆったりくつろいでいる姿が目につき、天井が高く開放的な空間も相まって清々しい気持ちに。同時に、香ばしいコーヒーの香りと焼きたてワッフルの香りに毎度わくわくします。
Arise Coffee Roasters
清澄白河駅から歩くとブルーボトルのすぐ手前にあるコーヒースタンド。個性的で気さくな店主林さんとおしゃべりしながら、サクッとこだわりの自家焙煎コーヒーが飲めるのが魅力。こちらも、休日は大混雑。豆が切れて早めに閉店してしまっている日もあります。狭いスタンドなので、ゆったり楽しみたいなら徒歩10分ほど離れた清澄庭園の公園近くにある同店の離れ的カフェ「Arise Coffee ENTANGLE」に足を伸ばしてみるのもよさそうです。
オールプレスコーヒー東京ロースタリー&カフェ
古い木材倉庫をリノベーションして生まれた「オールプレスコーヒー」は木場公園のすぐ近く。コーヒーはもちろんフレッシュジュースやスムージーのほか、食事メニューも充実しているので、ブランチ目当てのお客さんも多いよう。休日の午後から閉店まではいつも混雑しているので、こちらもゆったり楽しみたいなら断然朝や平日をおすすめします。
Cafe Hai
コーヒーを飲んでから東京都現代美術館(MOT)まで足を伸ばして現代アートに触れるというのが人気のコースのようです←逆のコースも然り。ちなみにMOT2階にあるアジアンカフェ「カフェ・ハイ」のコンデンスミルクたっぷりのベトナムコーヒーも甘くて香ばしくてたまに飲みたくなる味です。フォーやバゲットサンドも癖になるおいしさ。
The Cream of the Crop Coffee
さらに足を伸ばせるなら、清澄白河のコーヒーロースターの先駆者でもある「The Cream of the Crop Coffee清澄白河ロースター」へ。巨大な焙煎機を眺めながら、こだわりの豆を丁寧に一杯ずつ淹れたドリップコーヒーがいただけます。こじんまりとしているので店主と話をしながらドリップを待つ時間も楽しめます。
そのほかにも、金土日だけ開店するご夫妻で営む自家焙煎のコーヒースタンド「Sunday zoo」。清澄長屋にある手作りケーキやタルトも絶品の「cafe清澄」。水出しコーヒーやオリジナルブレンドも提供する「Cafe de kousaian(幸菜庵)」など、おいしいコーヒーがいただけるお店はまだまだ点在しています。
清澄白河といっても、徒歩でめぐるには、広範囲にわたっているので、天気のよい日に余裕を持ってお散歩がてら訪れることをおすすめします。テイクアウトして木場公園でまったりなんていう贅沢な楽しみ方もいいですよ。
(マイロハス編集部)