空気が乾燥するこれからの時期、肌のために食べている物はありますか? との質問をいただきました。乾燥している時期は、肌表面からも水分が失われていくので、汗をかかなくても水分が不足しがち。1年を通して、白湯をだいたい1日に800ccほどとっていますが、秋以降は油断しているとそれ以外の水分をあまり取らなくなってしまうので、ハーブティーなどで意識的に水分を取るようにしています。ただし、水分の取り過ぎは胃液を薄めて消化力が下がり、結果的に肌荒れの原因を作ってしまうので、体と相談して適量を取るようにします。

食事では適度な油を使うようにしたり、汁気の多いおかずを作ったり。肌が乾燥しているときはそこまで気にしませんが、吹き出物など肌荒れがあるときは、風邪を引いたときと同じように少食にします。肌は見える内臓。肌に不調があるということは、内臓になにか不調があるときです。

また、朝お風呂に入るとき、バスタブに浸かりながら「含み水」をします。方法は簡単で、ただ口に水(ぬるま湯でも)を含み、そのまま5分ほど待つだけ。これをするだけで、唇の荒れはなくなりますし、なんとなく肌の感じも変わる気がします。また、口から出した水が白く濁っているのですが、これは毒素が出ているからだそう。デトックスされることで、肌の調子がよくなるかもしれません。さらに、肌が口の中に水分があると、体内に水分がきちんと行き渡っていると認識され、汗もちゃんと出るようになります。

今日食べたもの:納豆きのこスパゲティ

お腹が空いて、すぐになにか食べたいときはパスタやうどんが便利ですね。こちらはありあわせのものでささっと作ったスパゲティ。

きのこ類(しめじやエリンギ、えのきなどなんでも)を適当な大きさに切ります。フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、中火できのこ類をざっと炒め、塩を振り、包丁で叩いてペーストにした梅干しを加え、まだきのこに火が通らないうちに火を止めて蓋をして少し置きます(こうすることできのこのシャキッとした歯ごたえが残ります)。茹でたスパゲティ葉っぱのふりかけを加えてざっと炒め、お醤油を鍋肌に回してできあがり。お醤油を入れて混ぜておいた納豆たっぷりの海苔をのせていただきます。葉っぱのふりかけを作りすぎて余ってしまったときにもよく作るメニューです。

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