大分に妹夫婦が住むようになってから、すっかり九州を身近に感じています。那覇から2時間弱、日本の原風景が広がる大分へ赤ん坊とひとっ飛びしてきました。

豊かな食の宝庫でもあるこの地、さて今回はなにを食べよう。考えるだけでわくわくです。買い出しは、近所の道の駅や農協で。大分のなかでも耶馬渓という土地は、昔から有機農業が盛り上がっている地域らしく、農協では野菜の他に、無農薬小麦のうどんや米、納豆、地鶏や新鮮な魚などおいしそうなものが並んでいます。いろいろ買い出して、連休でお店が忙しい妹の代わりに夕飯係をしてきました。

ある日は、ブロッコリーのペペロンチーノ、甘鯛のアクアパッツア、カワハギのカルパッチョ、ミニトマトのパスタ。

またある日は、根菜の煮物、砂ずりの花椒和え、焼きブロッコリー、揚げと菜の花の煮びたし、はも吸い、新米。

またまたある日は、ブロッコリーのリゾット、カプレーゼ、鯛と葉野菜のサラダ。

姪っ子は大のブロッコリー好き。なので毎日ブロッコリーを登場させました。そのおいしいこと! ぎゅっと引き締まったつぼみの甘いこと!

ちょうどわたしの滞在に合わせて那須の両親も来ていたので、昼間はあちこちへとドライブしたり、大分の友だちの運転で、天然の炭酸水がふんだんに湧き出る場所や炭酸の温泉、川魚がおいしいお店などに連れていってもらったり。川魚料理は鯉こくや鯉のあらい、鮎のうるか、うなぎの蒲焼など、どれも天然ものなので、まったく臭みがなくびっくりするほど滋味深い味わいでした。

こうして何度も来ている大分ですが、今回ますますそのふところの深さに感銘を受けて、ちょっと足を運べばこんなにも違う食文化に出合えるんだなぁと、日本を再発見した気分です。いやー、温泉県、いいとこだなぁ。

お土産は、干し大根や芋がら、柚子。そしてヤバスコ! 耶馬渓産の唐辛子で作ったタバスコならぬヤバスコは、辛好きにおすすめの調味料です。子どもたちには、福岡の「ディーン&デルーカ」で買った動物柄の缶入りクッキー。

あっという間の1週間。次の訪問は、1月末に長崎の雲仙で催されるイベント「種市」です。たのしみだなぁ!

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