料理をおいしくする「右回しの法則」

料理をおいしくする「右回しの法則」

じつを言うと、我が家ではもっぱら主人が料理を担当しています。要領もよく、包丁さばきも彼のほうが華麗なので、私は食べる専門になりつつあります。そんな主人に先日すすめられて読んだのが『これを食べれば医者はいらない』という食に関しての本。読み進めると、この本の中に驚きの発見がありました。

回す方向で味が変わる?

それが、料理は右回転と左回転で味が変わってくるということ。なんと、右回転に調理をすれば、素材の栄養が集まり美味しくなるのだそう! 普段は料理をあまりしない私でも、興味をそそられる目からウロコなお話し。右回転と左回転では何が違うのか? 本書の中ではこのように伝えられています。

混ぜる手の動きなんて関係ないだろうと思ったら大間違い。

(『これを食べれば医者はいらない』p133)

すべてものもが陰陽に分けられるように、自然界の動きは左右どちらかの回転に分けられます。お天気でいうなら、高気圧は右回転で、雨やら雪やら台風は左回転。ネジを回すときも、締めるときは右回転で、緩めるときは左回転。人間だってつむじや指紋をみると渦巻き状になっていますよね。

ネジの原理からもわかるように、右に回転しているものは中心に集まっていく動き。つまり求心性の力です。陰陽でいえば陽性ということになります。逆に、左に回転しているものは、外に広がっていく動き、遠心性の動きであり、陰性ということになります。

調理で考えると、右回転に混ぜたり、和えたりすれば、栄養が集まっておいしさが増すけれど、左回転にすると、栄養もおいしさも外へ逃げてしまうというわけです。

(『これを食べれば医者はいらない』p134』)

混ぜ方ひとつでおいしく

「混ぜる・炒める・和える・する」は、調理の基本動作。しかし、無意識で手を動かしていることが多く、私は手の動き方など意識したことがありませんでした。けれども、思い出してみれば、母から初めてお米のとぎ方を教わったときは、右回し。お味噌汁などを作るときも、母はおたまの上で右回しに味噌をといていました。このほかにも、小学校のころ、祖母に教えてもらったすり鉢の使い方も右回しです。この"右回し"という動きに特別な理由はないと思っていたので、実家を巣立ってからいつの間にか、お米をとぐのも、お味噌汁を作るにも右回しも左回しもごちゃごちゃに......。混ぜ方ひとつで料理がおいしくなるのなら、料理があまり上手でない私にとってはとても有難い知恵。さっそく、調理の基本動作を見直しています。

[『これを食べれば医者はいらない』]

image via Shutterstock

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