みなさんは魚をさばくことはできますか? 献立に魚を使っても、ソテーなどいつも簡単なものになってしまったり自己流だったりして、いつかはちゃんと魚の扱い方を学んでみたいと思っている人は私だけでないはず。

ニュータイプのコミュニケーションスペース

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先日、浅草橋にオープンした「ロ-65」は築地仲卸シマヅが主催するスタジオです。

食に関するイベントが開催されるコミュニケーションスペースになっているのですが、なかでも注目なのが、築地仲卸主催のお魚教室。魚のプロによるスペースとあって、お料理教室では得ることができない魚に関するノウハウまで伝授されるんです。

初心者でも安心

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旬のお魚を実際にさばいて、楽しく料理して、おいしく食べる」のがモットーのお魚教室は、体験型になっていて、内容もさまざまです。

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たとえば、お魚初心者の方が対象のクラスお魚「基本のき」は、魚の扱い方から学んでいくので実際にさばいたことのない方でも安心して参加でますし、自分で魚をさばいてお刺身を作ることに特化した「お魚くらぶライト」も初心者向けになっています。

旬の魚をさばいてみよう

築地お魚くらぶ主催の島津さんによると、さばきたてだとまた違った味わいになるタラは、冬を代表する魚。

「タラを食べ尽くす会」では、ひとり1尾をさばくチャレンジングなレッスンになっています。献立は、白子ポン酢、昆布締め、焼き物、タラちりと頭から内臓まで食べ尽くしてしまうのでお腹もいっぱいに。

また、身質がよくて、内に秘めた脂も上品な紅葉鯛は姿かたちの美しさもあって、モノのわかったプロが好んで使う魚。「紅葉鯛を味わう会」でもひとり1尾を使い、刺身、湯引き、焼き物、潮汁、鯛めしと鯛尽くしの食事が楽しめます。

さらに、上級者ではないと扱いが難しい河豚についてのお魚教室もあります。磨き河豚は、じつはウロコも血も出ないので、自宅でも扱いやすいそう。しっかりレクチャーを受けて実践すれば、パーティで注目の的になること請け合いです。

自分で魚をさばけば余計においしく感じますし、苦手意識も払拭できて、料理のバリエーションも広がります。お魚マスターである築地の仲卸の方から直接学べる「ロ-65」のお魚教室。日本人に生まれてよかったと感じます。

ロ-65」(ロノロクジュウゴ)

〒111-0053

台東区浅草橋4-1-6 幸陽ビル3階

[ロ-65]

image via Shutterstock

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