10月24日は、二十四節気の霜降(そうこう)にあたります。地域によっては霜が降り始め、もみじなどが色づきはじめます。寒さに弱い草木を家の中に入れるのもこの時季ですね。

冬の気配がにじみ始める霜降の頃は、気分が落ち込んだり悩んだりしがち。体を冷やさないようにし、ほっとすることや、幸せを感じられるようなことを自分にしてあげます。寝る前のひととき、ほっとできる温かいハーブティを飲むのもいいかもしれません。カモミールティーや、リラックス系ブレンドのものなど、お気に入りをひとつ常備しておくと便利です。

私の最近のお気に入りはPukka Herbsのrelax。アーユルヴェーダの考えに基づいてブレンドされていて、カップに入れっぱなしにしていても渋みが出にくいところが気に入っています。旅行にも持っていき、飛行機の中でもお湯をいただいて飲んだりします。

また、空気が乾燥し、風邪を引きやすくなるのもこの時季です。生姜や柚子胡椒などの薬味を適度に取り入れ、かぼちゃやにんじん、さつまいも、大根など、甘味のある旬の野菜、そろそろ出回り始める春菊がおすすめです。冬に向けてしっかり栄養を蓄えるためにも、よく噛んできちんと消化できるようにしましょう。

肌や唇の乾燥は、体の中の水分不足のサインでもあります。外側からのケアも必要ではありますが、水分、脂質をきちんと摂り、まずは内側から潤いを生み出せるようにします。私は乾燥しがちなので、この時季から春先くらいまで、亜麻仁油を1日ひとさじ程度摂ります。夜寝る前に摂ると朝起きたときに違いを感じられるのです。

今日食べたもの:うりずん豆のごま和え

先日の沖縄旅行で出会い、友人となった人のご実家の畑を訪れました。着いてみたら、バイオダイナミック農法にのっとっているとのこと! そんなふうに育てられたたくさんの沖縄野菜をいただいて帰ってきました。

そのうちのひとつが、うりずん豆シカクマメとも呼ばれ、ビタミンやミネラルが豊富です。茹でてごまのドレッシングをかけてもおいしいよ、と教えていただいたので、ごま和えにすることにしました。

うりずん豆をさっと湯がいて冷水にさらし、水を切ります。すり鉢でごまをあたり、砂糖醤油を加えて全体をなじませ、うりずん豆を加えて和えてできあがり。沖縄の作家さんによる器に盛って沖縄の雰囲気を楽しみました。

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