日本ならでは食材として代表的なものは味噌、みりん、醤油などの発酵調味料。

料理に欠かせないものですが、大量生産や価格を抑えるために、製法や原材料は変化し、必要最小限の原材料のみを使い昔ながらの製法でつくられているものはどんどん減ってきています。

表参道の隠れ家オーガニックカフェ

151021miso_03.jpg表参道の真ん中にありながら、隠れ家的な雰囲気の空間で玄米菜食の食事ができるとして人気の「ブラウンライス 」では、昔ながらの製法で作られた調理料の深みのある味がシンプルな料理を引き立てる大事な役割を担っています。

たとえば味噌。山形県の「すずき味噌」で作られた「ブラウンライス」のオリジナル「手前味噌」は有機農法とバイオダイナミクス農法で生産された「医王の舞」というお米からつくった玄米麹、「三之助豆腐」で有名な「もぎ豆腐店」の特別栽培豆腐、自然塩を原料にすべての工程を手作業で仕込み。1年以上寝かしたもののみが使われています。

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味噌には身体に不可欠な必須アミノ酸が豊富に含まれ、きちんとつくられた味噌は旨味の素となるアミノ酸が特に豊富で出汁を入れなくてもおいしい味噌汁になるのだとか。

日本の食生活は「腸活」にぴったり

最近、「菌活」や「腸活」に励む女性も増えていますが、昔ながらの製法でつくられた発酵調味料の味噌にはいい菌もいっぱい! 毎日味噌汁を飲んでいた昔の日本の食生活であれば、「腸活」に励む必要もなく、自然といい腸の状態を保っていたのかもしれませんね。

野菜ジュースやスムージーが朝の定番だった方も、これからの寒い季節、おいしい味噌でつくった野菜たっぷりの具だくさん味噌汁で朝をスタートするというのはいかがでしょう?身体も温まり、ほっこりと優しい気分で1日をスタートできそうです。

作り手に会いに、マーケットへ

151021miso_04.jpgそんなこだわりの調味料の生産者が集まる「ホールフードマーケット」が11月3日(火・祝)に表参道の「ニールズヤード グリーンスクエア」テラススペースで11時から17時まで開催されます。

「ブラウンライス」のオープン当初から年1回の収穫祭として開催されてきた人気のイベントは今年で12回目。生きた麹菌たっぷりの味噌、まろやかで深い甘味のみりん、20年以上農薬・化学肥料を一切使わずに育てた茶畑のお茶、国産オーガニックワインなど、厳選した調理料やオーガニック食材の特別販売会のほか、味噌作りが体験できる講座(事前予約制)なども。

作り手の思いを聞きながら直接購入できる機会は貴重。味噌の量り売りサービスは毎年午前中には売り切れてしまうほどの人気だそうなので、欲しい方はお早めに!

[ブラウンライス バイ ニールズヤード レメディーズ]

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