岡山県倉敷市の「林源十郎商店」。1657年の創業から地元の人々の健康や福祉に尽力してきたスピリッツを生かし、現在も地産地消かつヘルシーな商品開発に力を注いでいます。そんな商品のひとつが、同じく倉敷の「十八盛酒造」と取り組んだ、全国でも珍しい米こうじ100%の甘酒「koji100」です。

本格的な甘酒が無印良品でも手に入るように

世に出回る多くの甘酒は酒粕に砂糖や蒸した米に米こうじを混ぜて作られています。元々、日持ちのしない米こうじだけで商品化するのは大変な苦労だったそう。しかし、十八盛酒造は上質な岡山県のお米から出来た米こうじを使うことで米こうじの持つ美味しさや栄養素を凝縮させることに成功。「暮らしき編集部」のモダンなデザインも加わり「koji100」として無印良品オンラインショップでも販売されるように。いまや全国区となりました。

ショウガ、レモン……トッピングしても楽しめる

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レモンのはちみつ漬けをトッピング。レモン果汁を加えるだけでもOK。

「koji100」を販売している林源十郎商店生活デザインミュージアム併設のカフェでは、甘酒の新しい飲み方を考案、季節の果物や野菜をプラスして提供しています。自家製レモンシロップを添えてサービスするなど甘酒の飲み方の提案もしています。

自宅でなら簡単にレモン果汁を入れたり、レモンの蜂蜜漬けをトッピングしてみても。甘酒の甘さがレモンの酸味で抑えられサッパリとした美味しさに。甘酒の新しい魅力にハマりました。

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ピリリとスパイシーな生姜を添えた甘酒。心も体も温まるはず。

これからの季節には体を温める生姜を添えるのはスタンダードですね。

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よく知られているよう甘酒にはビタミン、ブドウ糖、アミノ酸などの栄養分が多く含まれています。フルーツや野菜などを組み合わせれば栄養バランスはさらにアップしそうですし、いろいろな楽しみ方ができそうですね。

※ koji100は「無印良品オンラインショップ」のほか「名人岡山ネット」などでも購入できます。

(写真・スタイリング・文/石黒美穂子)

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