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不調が教えてくれる、自分と向き合う時間【あるベジタリアンの食卓】

松永真美

不調が教えてくれる、自分と向き合う時間【あるベジタリアンの食卓】

「失望や落胆をしている気持ちの方を顧みようとはしないで、失望・落胆をさせられた出来事や事情を解決しようとする方を先にするから、いつでも物になりはしないのだ。」

(『心に成功の炎を』中村天風より)

日本人ではじめてのヨギー、中村天風師の言葉です。

たとえば、冷え性や肩こり、生理痛、慢性疲労などがあるとします。たいていの場合は、それらを解消するために、なにか方策をとるわけです。薬を飲むことを選ぶかもしれませんし、ヨガやマッサージ、食事療法を選ぶかもしれません。でも、それがあることで、自分がどれだけ大変なのか、どれだけつらいのか、自分の感情に光を当てることはどれだけあるでしょうか?

私自身がそうでした。20年近く前にHIVに感染し、はじめは西洋医学の薬を飲み、その後アーユルヴェーダのハーブ薬に切り替え、現在は日本で栽培されているハーブに切り替える、という形で体調を保っています。東洋医学に切り替えたのは、HIVを悪とするのではなく、それはそこにあるものとして、上手に共存すればいいという考え方が気に入ったからです。でも、その一方で、どれだけ自分の気持ちを受け止めていたかというと、それは皆無に等しかったのです。

幸いなことに、この病気によって嫌な思いをすることはあまりなく、HIVじゃなかったらなあと思うことはほとんどありませんでしたが、それでもいくつかはそんなこともありました。その時々で、悲しかったり怒りを感じたりもしたはずですが、それらの感情は、受け止められないままなかったことに。結果としてHIV+であることにきちんと向き合わず、自分を受け入れられていなかったと思います。

でもあるとき、自分がHIV+であることにまつわる「ネガティブ」な感情に光を当てて、そのまま受け止めてみたのです。そのときにはじめて、HIV+であることは悪いことではなく、治さなければならない(治らないけど 笑)ものでもないと心から思えるようになりました。

なにか不調があるとき、それをどうにか排除しよう、とする前に、それがあることでどれだけ大変なのかに目を向けてみる。身体の不調は身体からのメッセージ。そうやって自分に向き合うことで、ちょっと楽になるかもしれません。

今日食べたもの:かぼちゃのタルト

かぼちゃを皮ごと使ったタルトです。皮が入るので、色は少し緑がかりますが、深みのある味わいになります。

オートミールくるみアーモンドなどのナッツをフードプロセッサーで砕きます。細かくなりすぎないよう、適当なサイズに。ボウルに小麦粉きび砂糖塩少々とともに入れ、ざっと混ぜます。菜種油を加えて全体を混ぜ、水を加えてまとめたら、タルト型に押し付けるようにして伸ばし、オーブンで180度の20分ほど焼きます。

かぼちゃを適当なサイズに切って軽く塩をします。水分が出てきたら蒸し器で柔らかくなるまで蒸します。フードプロセッサーにかぼちゃ、ごまペーストを入れて滑らかになるまで撹拌します。かぼちゃの水分量に合わせて、葛粉を溶かしたりんごジュース豆乳+きび砂糖+葛粉でほどよいかたさになるまでのばします。焼き上がったタルト型にフィリングを入れ、180度のオーブンで15分焼いて冷まし、できあがり。

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