「たまにはみんなで集まって、ゆっくりワインでも飲みたい」ということで、「婦人会」を開催しました。

「婦人会」とは、なかなか甘美な響きで、ただそれだけで夫たちを説得するだけの言葉力があります(ある? )。

かつては「女子会」だったのでしょう、いまは「婦人会」所属(笑)。

20150930_womenstalk_01.jpgさて当日は、草木染めの布で、すばらしい洋服をつくる友だちが開く展覧会のために、ダイレクトメール用の撮影会をしました。

撮影で使う草花のリースは、読谷村でパン屋「水円」を営む、かおるちゃんが担当。服は、フクギで満月のような黄色に染めたカシュクールワンピース。ごはん係はわたし。カメラは夫。20150930_womenstalk_03.jpg昼間からリースの製作がはじまり、日が暮れるほんの少し前に撮影をしました。この時間は、光がうっすらと青く染まって落ち着いた写真が撮れます。
撮影中はゆるいながらも、終了どきのビールを目指し、ぴっと気を引き締めて。撮影クルーは、普段はちょっと見れない真剣顔でした。
20150930_womenstalk_02.jpg撮影が終わると「おつかれさまー! 」婦人会の幕が開かれます。

最近は「ビールを飲むのでもワイングラスで」というのが気に入っていて、子どもたちもそれをまねて、水を飲むときにワイングラスを選ぶようになっています。長男いわく「水がおいしく感じるんだよ」ともっぱらの評判。

まずは大人数のちびっこチームに「水円」のパンとチーズ、うりずん豆のフライとタルタルソース、フライドポテトを並べました。幾本ものフォークが伸びる様子は鬼気迫るものがあり、しかし遠慮していたら確実になくなってしまう……。

「まずは子どものお腹を満たす」は、暗黙のルールなので、大人はじっと背後で待つことに。

大人の時間がやってきたら、豚肉とレバーのパテ・ド・カンパーニュ、ベビーリーフのサラダ、連子鯛(レンコダイ)とセロリのカルパッチョをサーブ。

あふれる水のような、まったくとどまることを知らない会話は、なんと深夜にまでおよびました。

これで当分は大丈夫! 次の「婦人会」まで、また静かな日々を粛々と、コツコツと重ねよう。

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