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自然とつながる、お茶の楽しみ

自然とつながる、お茶の楽しみ

この日は編集部で次の連載内容の打ち合わせ後、星空観察へ。「まだ空は明るいですが、じつは金星が見えるんですよ」と景山さん。ときどきお茶を飲みながら、星空観察を心ゆくまで楽しんでいました。

昔の人は太陽の動きや季節の移り変わりなど、自然のリズムに合わせた暮らしを送ることで、心やからだを整えてきたといいます。しかし今は、夜中でも昼間のように明るく、冷暖房があれば自由に温度を調節することだってできる暮らし。その生活は便利ですが、自然のリズムに反していることで、ときには自律神経を乱したり、からだを壊したりすることも......。

だからこそ、いつもどこかで太陽や月の動きをもとにした「暦」を意識し、四季を感じることが大切だと話すのは、マイロハスの連載でもおなじみの暦文化研究家・景山えりかさん。今回は景山さんに、暦をうまく日常に取り入れ、すこやかな暮らしを送る方法を教えていただきました。

暦を取り入れることで、未来の自分が豊かになる

「暦のなかでも季節の節目を表す二十四節気は、季節を先取りしている傾向が強いんです。たとえば、立春の日付は、毎年2月4日頃ですが、実際その時期はまだ真冬で、春がきた、とは感じませんよね。暦というのは、『立春がきたから暦の上では今日から春です』ということだけではなく、『これから春がくるから、からだも心も春向きにしていく必要がありますよ』という、太陽と月からのメッセージ。次の季節を迎える準備をしましょう、という合図なんです」(景山さん)

暦をライフスタイルに取り入れる方法として景山さんが提案しているのが「星のティーセラピー(R)」というもの。月と太陽の動き(旧暦)にあわせたお茶を飲むことで、心とからだを整えるというセルフセラピーです。秋から冬にかけ、だんだん冷え込みが厳しくなるこれからの季節は、縮こまりがちな心とからだをほぐしてくれるブレンドティーがおすすめだそう。

秋から冬に向けて。心とからだを整えるティーレシピ

10月21日~11月7日「気分すっきりティー」

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10月21日は「秋の土用の入り」に当たり、冬になる前の準備期間。この時期は、残暑の影響を引きずっていたり、食欲の秋で食べすぎたりと、胃腸が弱っている場合が多いので、胃腸の調子を整える効果があるハーブがおすすめです。

【材料】緑茶、ペパーミント

【淹れ方】温めたティーポットに緑茶とペパーミントを3:1の割合で入れ、お湯を注ぎ、1分蒸らしたら完成。

「ペパーミントは、清涼感のある香りでリフレッシュ効果が期待できるのはもちろんですが、胃腸を整える作用も。食欲がないときや消化不良のとき、お腹にガスがたまっているときに取り入れると、スッキリできるハーブです。ベースである緑茶の味とも合うブレンドなので、ハーブティーが苦手な人でも飲みやすいと思います」

11月8日~12月6日「お肌しっとりティー」

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11月8日は「立冬」、冬のはじまりです。冬の空気に変わっていく時期なので、肌の乾燥やのどのイガイガなど、うるおい不足を感じはじめる人も。からだの内側からうるおうお茶で、乾燥対策を行いましょう。

【材料】ルイボス、マロウブルー、ローズヒップ

【淹れ方】温めたティーポットにルイボス、マロウブルー、ローズヒップを3:2:1の割合で入れ、お湯を注ぎ、3分蒸らしたら完成。

「ルイボスは不老長寿のお茶と呼ばれ、アンチエイジング効果が高いハーブ。マロウブルーは粘膜を保護して、うるおいを与えてくれます。肌だけでなく、鼻やのどもうるおしてくれるので、乾燥が気になる時期にはピッタリです。ローズヒップはビタミンCが豊富。肌に弾力を与え、うるおいをさらに補強してくれます」

12月7日~年末「からだぽかぽかティー」

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12月7日は「大雪」といい、ここから本格的な寒さを迎える時期へと突入します。とくに女性は冷えを感じやすいので、寒さのピークがくる前(12月初旬)に冷えを取る効果の高いお茶を飲み、しっかりからだを温めておくことが重要です。

【材料】紅茶(ティーバッグでも可)、ドライジンジャー(できればスライスしたもの)、ドライ柚子(果皮)

【淹れ方】温めたティーポットに紅茶、ドライジンジャー、ドライ柚子を3:1:1の割合で入れ、お湯を注ぎ、3分蒸らしたら完成。お好みではちみつなどを加えても◎。

「しょうがにからだを温める作用があるのは有名ですが、生のものより乾燥させたものの方が、よりからだを温める効果が高くなるため、今回はドライジンジャーを使用しました。また、柚子にもからだを温める効果があり、果汁より皮に成分が多く含まれるため、皮を使用します。ベースとなる紅茶の香りにジンジャーと柚子の香りが加わり、リラックス効果も高いお茶となっています」

いつでもお茶を楽しむために

ていねいに淹れたお茶をマイボトルに移して、自分の好きなときに好きな場所で飲むのも楽しみのひとつ。星のティーセラピーレッスンの主宰や原稿執筆、講演、メディア出演など多忙を極める景山さんに、外出先でもお茶を楽しめるよう、さまざまな便利機能が備わっている、象印の「ステンレスマグ」を使ってみてもらいました。

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この日は編集部で次の連載内容の打ち合わせ後、星空観察へ。「まだ空は明るいですが、じつは金星が見えるんですよ」と景山さん。ときどきお茶を飲みながら、星空観察を心ゆくまで楽しんでいました。

◎編集部にて打ち合わせ(左上)「メモをしたりパソコンをさわったりするので、ふたの開け閉めがすべて片手でできるのは理想的。スムーズな動作と品のあるカラーなので、打ち合わせ中、机の上に置いておいても、開けて飲んでも会話の邪魔をしないのがいいなと思いました」

◎移動(右上・左下)「移動中でもサッと飲めて、ふたがちゃんとロックができるのがいいですね。開閉ボタンだけだと中身が漏れてしまいそうで心配だけど、これなら安心です」

◎一番星の観察(右下)「星を観察するときは長時間外にいるので、防寒は必須。保温性が高いので、時間が経っても温かいお茶を飲めるのはポイントが高いですね。年内一番の見どころは、12月14日~15日の未明にかけての「ふたご座流星群」。夜空が晴れて、星がきれいに見える場所では1時間に40~50個以上の流れ星を見られるかもしれないんですよ。そのときも、このステンレスマグにお茶を入れて持っていきたいですね」

すでに景山さんのライフスタイルに欠かせないアイテムのひとつになりそうですが、景山さんの一番のお気に入りポイントは、とにかく持ち歩きが苦にならないその軽さだったそう。じつは10年ほど前に買ったステンレス製ボトルを持っているそうですが、「象印のステンレスマグってこんなに軽いの!?」と、重さの違いに驚いていました。

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「目で色を見て、香りを楽しみ、舌で味わい、肌で温度を感じ、お湯の音に耳を傾ける。五感すべてを使えるのが、お茶の時間の醍醐味。そして、お茶を淹れる数分間を大切に扱う気持ちが、心や暮らしの豊かさにつながると思っています」と景山さん。

そんな風にていねいに淹れたお茶を、いつでもどこでも飲むことができる象印の「ステンレスマグ」。毎日を豊かにする、よきパートナーになってくれそうです。

お話を伺った方:景山えりかさん

暦文化研究家。旧暦や月の文化に造詣が深く、暦を介して星や月と親しむ生活を自ら実践。暮らしに役立つ暦の知識と、おいしいティーのいれ方やブレンドのコ ツが学べる「星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部」を主宰し、各地で講座を開催。執筆活動と講座を通して、暦に親しみながら星空とお茶を楽しむライフ スタイルを提案している。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。オフィシャルサイト

象印 ステンレスマグ

撮影/キム・アルム 文/イトウウミ

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