朝や晩、日中のふとした風や空に秋を感じます。そろそろ、夏の疲れが体に出る頃かもしれません。肌は体調のバロメーター。お肌の調子が良くないときは、体からのシグナル。いつもの生活を見直す必要があるかもしれません。

夏の間、冷たいものを飲んでいた場合は、まず飲み物を温かいものにすることから始めるのがおすすめです。日中は暑くて冷たいものが飲みたい! という場合でも、せめて朝のお水を白湯にしたり、夜のビールをハーブティに変えてみたり。

冷たいものを食べる回数を減らすのも効果的です。麺類であれば、温麺にするのが理想的ですが、それではちょっと暑すぎる、という場合は、麺は氷で冷やさず流水で洗うだけにして、つけ汁を温かいものにするだけでもいいかもしれません。

水分たっぷりのフルーツがおいしい季節ですが、冷蔵庫から出してすぐではなく、すこし時間をおいて冷えきっていない状態で食べるようにします。フルーツに限らず、冷や奴やお漬け物など、どんなものでも、常温か水道水くらいの温度で食べるようにします。

そして、バテてしまって何も食べたくない、という場合にはしっかり休息をとりましょう。休息とは、睡眠もしくは瞑想です。家でごろごろテレビを見るというのは休息にはなりません。特に夏は熱い日射しで目に負担もかかっています。充血しがちな場合は目を冷やして、PCやテレビなどを見る時間をできるだけ減らします。

夏の盛りは過ぎて、少しずつ季節は変わっています。季節のうつろいに調和した生活をすることは、いつでも元気に過ごす一番のコツだと思うのです。

今日食べたもの:冷たくない冷や汁

冷や汁といえばその名の通り冷たい料理ですが、私はたいてい温かくしていただきます。夜のうちに残りごはんだし汁に入れておくと(冷蔵庫に入れておきます)、翌朝にはごはんが水分を吸って柔らかくなっています。加熱時間が短くても消化のいい状態になるので、朝ごはんにぴったりです。

ごはんを入れておいただし汁を火にかけます(さらさらの食感が好きな場合は、ごはんは最後に入れます)。すり鉢で胡麻をすり、胡麻ペースト麦味噌をくわえてさらにすります。これをだし汁に加え、スライスしたきゅうりを加えて一煮立ち。器に盛ってみょうが生姜しそなどの薬味をそえていただきます。

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