8月27日は、日本ジェラート協会が制定したジェラートの日。

ジェラートの魅力を伝え、より多くの人にその美味しさを感じてもらうことを目的としてさだめられたそうです。ところでこの日付、語呂合わせでもないし、ナゼ??と思われるかたも多いことでしょう。話は1953年のアメリカにまでさかのぼります。

じつはこの年の8月27日、世界中を魅了した映画「ローマの休日」がアメリカで公開されました。そう、ローマの休日と言えば、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、スペイン階段でジェラートを頬張るあのシーン。多くの女性たちを魅了し、ジェラートを世界中の人びとに知らしめるきっかけにもなりました。

ジェラートのサンドイッチ!?

さて、前置きがながくなりましたが、今年、みなさんに紹介したい新しいジェラートの食べ方が「ブリオシュ・コン・ジェラート」。ブリオシュという卵とバターをたっぷり使ったパンに、ジェラートを挟んで食べるシチリア地方の独特の食べ方です。ひとことで言ってしまえば、ジェラートのサンドイッチ。夏の暑さがきびしいこの地方ならではの食べ方で、現地の人たちはデザートとしてのみならず、ちょっとした食事がわりにいただくことも多いそう。たしかに暑さで食欲のないときにも、これならぺろりと食べられそうです。

ジェラートとブリオッシュだけなのでそれぞれを調達すれば自宅でも簡単にできますし、本場の味を楽しみたい方は、今年5月、東京は清澄白河にオープンしたばかりの「ブリジェラ」でも。風味豊かでほんのり温かいブリオッシュと、素材の味を存分に生かした冷たいジェラート。絶妙なコンビネーションをぜひお試しあれ!

[チャオ!ジェラート, ブリジェラ]

photo by Thinkstock/Getty Images

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