20150731_ahi _1.jpg日本ではあまり知られていないようですが、ハワイはマグロの一大産地! 年間を通して新鮮な生のマグロを手ごろな価格で味わうことができます。

年間通して生マグロが流通。ハワイのマグロ事情

ハワイではマグロのことを「アヒ(Ahi)」と呼び、主にキハダマグロとメバチマグロを指します。日本の本マグロと異なり、脂はそれほどのっていないのですが、その分さっぱりしていて後味がよく、食べやすいのが特徴です。「コッテリした中トロよりも赤身の方が好き」という方には特におすすめ。
20150731_ahi _3.jpgキハダもメバチも基本的に年間を通して市場に出ていますが、キハダは5月から9月、メバチは10月から4月がシーズンのピーク。つまり、ハワイではいつでも旬の生マグロが食べられるのです! ただしサステイナビリティを考慮した漁獲制限があるので、年末に店頭からマグロが消えることがごく稀にあります。

日本で流通しているマグロは、冷凍・畜養モノが主流を占めているので、生マグロは高級店でしかお目にかかれないのでは? ハワイにおけるアヒ(マグロ)は、地元産を代表する重要な食材で、生活に欠かせない存在です。

ハワイならではの食べかたをご紹介

20150731_ahi _2.jpgハワイのマグロを味わうなら、お刺身やお寿司はもちろんですが、ハワイならではの食べ方といえば「ポケ(Poke)」

これは、角切りにしたマグロを塩やしょう油とゴマ油であえて、刻みネギや玉ねぎのみじん切り、海藻などを加えたハワイスタイルのお刺身です。しょう油を使うとおなじみの和風ですが、塩を使うと日本人にはかなり新鮮な味になります。ゴマ油の代わりにオリーブオイルを使ってみたり、刻んだ鷹の爪を入れてピリ辛にしたり、自分好みのマイ・ポケを作るのも楽しい。材料をあえるだけなので、自分で簡単に作れます。

スーパーマーケットのポケコーナーには、スパイシーマヨネーズ入りやトビコ入り、ワサビ入りなど、バラエティ豊富なポケがずらりと並んでいます。また、自分の好みのトッピングを選べるポケ専門店もたくさんあります。

[ハワイシーフード協会]

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