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実家から母が来ています

この家の建築中にいちど沖縄に来た以来だったので、無事に完成した建物を見て驚いておりました。母いわく「覚悟していた感じの家」とは違って、思いの外しっかりした作りだったため、かなり安心している様子。いったい母の想像してた家って……。

今回の母の来沖は、わたしの出産を踏まえてです。

上の子ふたりの産後には、母にはほんとうにお世話になりました。掃除から洗濯、料理、子どもの遊び相手まで、母なしでは到底こなせなかった生活のあれこれ。出産から床上げまでの1か月間の静養は、産婦にとっては更年期に関わる大事な時期だといいます。

でもまたこうして、母といっしょの時間を過ごすことができて、しみじみ嬉しい。

お産を控え、体の自由が利くうちに母といろいろ懐かしい料理を作っています。

お稲荷さん、もやしの玉子とじ、鶏の竜田揚げ、天ぷら。なかでもフォイルケーキは思い出の味。わたしが3歳くらいから食べているでしょうか、懐かしい味のおやつです。材料は玉子、砂糖、薄力粉、重曹、チーズ、バターですが、家のあるもので作ったので砂糖はてんさい糖、バターはココナッツオイルで代用しました。生地をしっかり混ぜて、フォイルに小分けして包み蒸します。蒸しパンのようなカステラのような、チーズの塩味がたまらなく、 子どもたちも「おいしい!」と感動していました。

ふたりでせっせと保存食を作ったり、おむすびを結んだりと、なんだかぐりとぐらのようです。

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妊娠期間の後期は「巣作り本能」というものが発揮されるようですが、わたしも今真っ只中らしく、赤ん坊の肌着を塗ったり、家の壁のペンキ塗りをしたり、居心地のいい「巣」にするためにフル稼働。

動いて動いて、産んだらひたすら引きこもる。そのコントラストをたのしみたいと思います。

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