ナタリー・ポートマンと言えば、美へのストイックな姿勢で有名な女優。映画の撮影のためにバレエのトレーニングでカラダを絞ったり、日々の食生活に気をつかっていることが知られています。そんな彼女や、同じく美容にこだわりを持つ女優リブ・タイラーなどのプライベートシェフを勤めるのがベジタリアン料理家のエイミー・チャプリンです。
ハリウッド女優の美をつくる食事
エイミーはニューヨークで大人気のヴィーガンレストラン「Angelica Kitchen」の料理長も勤めたことがあり、現在は自身のブログで見た目も麗しいベジタリアン料理のレシピを紹介しています。
そんな彼女が初の著書となる『At Home in the Whole Food Kitchen』を出版し、ヘルシーな食生活を続けるためのヒントを紹介しています。
自宅でヘルシーな食事をする鍵は、大きなお鍋で豆や穀物を料理し、3日間いろいろな料理のベースとして使用することです。グリーンの野菜を蒸してマリネにして添えたりすれば飽きることはありません。
（『THE WALL STREET JOURNAL』より引用）
私は週末に豆、穀物、野菜を調理して保存するようにしています。こうすると時間がないときでも組み合わせて何かしらつくることができるので重宝しています。
油にはこだわりがあるエイミー。キャノーラオイルは使用しないそうです。
どの料理にもほとんど使用しているのはエクストラバージンオリーブオイルです。クッキー、タルト、ケーキなどにも使用します。アジア風のものを作るときは、コールドプレスで精製されていないゴマ油を使うこともあります。
（『THE WALL STREET JOURNAL』より引用翻訳）
また「well+GOOD」では、自宅の冷蔵庫を公開しています。
ナッツや種はトーストして冷蔵庫に保存します。トーストした方が味も良くなるし、長持ちするように思います。カボチャの種はスナックとして最高なので、いつも人に勧めています。黒胡麻は穀物に振りかけます。ひまわりの種は毎日オートミールに入れています。種類の隣にあるのは玄米です。つねに調理された穀物を入れておくようにしています。
（「well+GOOD」より引用翻訳）
ナッツやシードはヘルシーなスナックの定番。エイミーはひと手間かけて自らフライパンで煎って香りを楽しんでいるようです。
週に数回手作りのアーモンドミルクを作ります。甘味は加えず、シナモンとバニラを加えます。前の晩からナッツを水に浸して裏ごしすれば、市販のものよりも格段に美味しくなります。
（「well+GOOD」より引用翻訳）
さまざまな食材が下準備されて、すぐに使える状態で整理されているエイミーの冷蔵庫。これなら、健康的な食事が無理なく続けられそうです。
忙しくて時間がないときや、本当にお腹が空いているときは、食材を洗ったり、切る時間も惜しいもの。エイミーのように調理された豆や野菜に胡麻やシードを振りかけて、新鮮な野菜を添えれば立派な一品になります。帰りが遅くなってしまった夜もヘルシーでおいしい食事が楽しめそうです。
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