真っ白な炊きたてご飯、香ばしい玄米ご飯、つぶつぶの食感が楽しい雑穀ご飯……。

そして、とびきり美味しいふりかけがあれば、それだけで幸せ。日本に生まれて良かったと、心から思う瞬間です。子どもの頃から食べ続けているふりかけ、市販のものを利用されている方も多いのでは。実は自宅で美味しく、しかも簡単に作ることができるのです。

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だしがらを再利用。鰹節のシンプルなふりかけ

お味噌汁などを作る際に出る昆布や鰹節のだしがら。捨ててしまうのはもったいない!これらをふりかけとして再利用すれば、エコでヘルシーです。作り方はいたってシンプル。

<かつお節のふりかけ材料>
※調味料の分量はあくまでも目安です。お好みで調整してください。

・かつお節のだしがら 200g(干して粉にしたら80g)
・水 100cc
・醤油 大さじ7〜8
・はちみつなど 大さじ3
・みりん 大さじ3
・酒 大さじ3

<レシピ>
①だしをとったかつお節は、冷めてから冷凍しておきます。ある程度たまったら解凍し、大きなざるなどに広げ、風通しのよいところで乾燥させます。フライパンで空炒りし、手で握って粉々になるまでしっかり乾燥させます。

②鍋に①のかつお節と調味料をすべて入れ、ことことと炊きます。この際、沸騰するまでは強火、沸騰後は弱火にして、ときどきかき混ぜしっかりと水分を飛ばします。汁気がなくなり、ある程度乾燥したら出来上がり。冷蔵庫で約1週間保存可能です。

アレンジ次第で広がる手づくりふりかけ

基本となるふりかけの作り方さえ覚えてしまえば、アレンジ次第で無数にバリエーションが広がるのが、ふりかけ作りの楽しいところ。例えば、葉つきの大根やカブがあれば、葉の部分だけを調味料とともに炊き、即席ふりかけができますし、しらすや鮭などを使っても◎。アイデア次第で、とびきり美味しいふりかけが誕生するかもしれません。

そして栄養たっぷりで、化学調味料の入っていない手づくりふりかけを常備しておけば、ご飯のお供だけでなく、お豆腐やサラダなどにも使え、即席のおつまみにもなります。まさにこれからの季節のビールのお供にぴったりです!

[白ごはん.com]

rice image via shutterstock

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