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冷えた体を温めてくれる鍋料理は、この時期には欠かせないもの。湯気が立ち上る具材やスープはもちろんですが、〆の雑炊も楽しみの一つ。しかしこの雑炊、上手に作れる人は少ないのです。鍋汁にご飯を入れたところ、お米が水分を含み過ぎてぐちゃぐちゃに、そして鍋汁が一切残っていない……という失敗、覚えがあるのでは?

美味しい雑炊をつくる裏技 

じつは、ある一手間を加えるだけで、サラっとした雑炊ができる裏技があります。それが、「ご飯を水で洗うこと」。鍋汁にご飯を入れる前に、ザルなどでご飯をザッと水で洗い流し、表面のヌメりをとるのがポイントです。この一手間をくわえるだけで、鍋汁がしっかり残った、さらさらな雑炊になります。

雑炊とおじやの違い

実際に裏技を試してみましたが、ご飯を洗うと洗わないでは雑炊の出来栄えは歴然の違い!それもそのはず、NHKの「今日の料理テキスト」によると、ご飯を洗わずに鍋汁に入れて作るのは雑炊ではなく、「おじや」だそう。

鍋のシメだけではなく、風邪をひきやすいこの季節、雑炊はより身近になります。大人の女性の嗜みとして、覚えておきたい知識です。

[今日の料理テキスト]

photo by Thinkstock/Getty Images

(米田ロコ)

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