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左が引出物にもらったウォーターボトルで、右が私が監修したオリジナル。

友人の結婚式の引出物にいただいた陶器のウォーターボトル。それまでは、普段の食卓も友人とのごはん会も、水を出すのにどーんとペットボトルを置いて、なんだか味気なかったのだけれど。

ウォーターボトルが我が家にやってきてから、ペットボトルの水も水道水も、ボトルに移しかえて食卓に運ぶようになりました。「おいしく食事をする」ことは、食べものそのものの味とともに、場の雰囲気も肝心です。ボトルひとつで食卓の風景がよりきちんと、より美しく整い、これまで以上に水も食事もおいしく感じられるようになりました。

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こんなふうに食卓のお供に。

釉薬に使われるラジウム鉱石から出るアルファ線によって、水がおいしくまろやかに変化します。

陶器のウォーターボトルを開発したのは、滋賀県甲賀市で信楽焼製品の企画・販売をおこなう「紫香楽ラボ」の代表者である友人のお父さま。信楽焼は日本六古窯のひとつで、徳利片手に首をかしげる愛くるしい陶器のタヌキの産地として有名。そんな信楽焼の里を訪ね、愛用のボトルが作られている現場を見学し、オリジナルのウォーターボトルを作らせていただくことに。20140205_sigaraki_5.jpg

滋賀県甲賀市は忍者の里でもあるのです。工場には忍者×信楽焼タヌキもありました。

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信楽焼の里は町中タヌキの置きものだらけ。

こちらは2階建ての建物くらいの高さのある特大信楽焼タヌキ。

20140205_sigaraki_7.jpg土俵入りポーズの力士タヌキ。思わずクスリと笑みがこぼれる愛嬌ものに出会えます。

信楽焼の特徴は、わび・さびの趣をたたえた、火色に焦げた茶器や火鉢。けれども自分が食卓で使う光景を思い浮かべてみると、火色では渋すぎる。他に伝統的な色合いをいろいろ試し焼きしてもらい、その中から「ブルー青磁」を選びました。

20140205_sigaraki_2.jpg口が広いのでティーバッグも入り、細めのブラシで掃除もしやすい。

完成品は透明感のある色合いなので、和食でも洋食でも、どんな色の器にも、しっくり寄り添ってくれるところが頼もしい。牛乳瓶のような広めの口からティーバッグを入れたら、水出し茶を作ることもできます。木製の蓋は、日本の陶磁器、海外のアンティーク、北欧の定番品、どんなテーブルウェアにもお似合いです。

紫香楽ラボ×甲斐みのり オリジナルウォーターボトルは、「フェリシモ チケッティ 日本のふるさと工芸マルクト」で販売しています。

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(甲斐みのり)