年明け早々、初売りバーゲンで散財してしまった......という自己反省から、あらためてお金に対する意識を変えたいと思い、メンタリストDaiGoさんのお金にまつわるトークショー「貯まるメンタリズム」に参加してきました。
あまりにもカンタンで驚きの「お金が貯まる人の心理」や「貯める習慣を身につける方法」を、DaiGoさんの言葉とともにご紹介します!
お金が貯まる3つのメンタリズム
欲しいものを決めてしまう
「人間は、我慢しようとすると我慢ができない。これは、努力逆転の法則といいます。制限した行動に向かいやすくなるんです」
つまり、買いたいものを我慢しようとするよりも「欲しいもの」を決めて「それ以外は必要ないと意識する」ことが大切なのだとか。欲しい物を決める時は、「いつまでに買うのか」「幾らの物か、ヒト桁単位まで知る」ことも大事。具体的な金額や購入時期がはっきりしていたほうが、貯める意欲が沸いて明確な目標意識となります。
毎月の収入から10%を貯める
「毎月の出費額、または収入額に対して×10%をすぐに使えないところに置いてみてください。残りの90%で生活してみると、ほとんど変わらない生活ができてしまうんです。20%だと無理がでるけれど、10%なら大丈夫」
こちらは、「毎月の収支が変わらない場合、どうすれば貯金できるのか?」というお悩みへのアンサー。「10%のセーブは、毎日の生活満足度を下げないギリギリのライン」だとか。これを続けるだけで、1年経ったら1ヶ月分の給料と同じ金額が貯まっていることになります!
人生に必要な3つのテーマを決める
「あなたの人生に必要な3つはなにか、考えてみてください。僕の場合は「本」と「かわいい猫」と「きれいな奥さん」。この3つに関係のないものは買わないと決めたら、高級車もブランドの服もまったく欲しくなくなりました」
人生に必要なものを具体的に考えることで、お金を使うべきものは何かがみえてくるというメンタリズムです。例えば「健康なカラダ」というキーワードを設定したら、より深く考えるのも大切とのこと。
「健康」になるために必要な「運動」。「運動」に必要な「スポーツウェア」。「健康」になるための「運動」だから、高価な「ウェア」は必要ないというように、「必要」と「不必要」をハッキリさせることがポイントです。
「人生の3つのテーマがパっと出てこない人は要注意。これは、スーパーにいって、中身が分からないものを買い続けているようなものです」
人生に必要な3つのテーマが決められると、出費に対する意識も変わり、自然とお金が貯められるようになる! と、非常に具体的な「貯まるメンタリズム」を教えてくれました。しかし、それを続けることがいちばん難しい......。
メンタリストが実践する瞑想法
「自分の気持ちを抑制するのは難しいことです。日本の古い言い方をすると『精神力』が必要。そこで、『Willpower=意思力』が身に付くカンタンな方法を教えたいと思います」とDaiGoさん。
まず「意思力」とは......
●やってはいけないことをやらない力
(例:貯金している時に無駄遣いをしない)
●やるべきことをやる力
(例:目標に向かって、毎月、貯金をする)
●こうなりたいとしっかり望んで進んでいく力
この3つの力を高めることで、お金を貯める意思力が身につくのだとか。そして、その意志力を高める方法が「瞑想」なんです!
「メンタリストにとって、自己コントロールはなによりも大切。自分がニュートラルでいないと、相手の心理がみえなくなってしまいます。そこで、大事なのが「瞑想」です。瞑想は注意力や集中力を上げてくれるだけでなく、ストレスの軽減や耐久力にもつながります。これは、お金を貯めるときにも重要なこと。お金を貯めようと我慢するとストレスが溜まる。それを、お金を使うことで発散していては意味がない。お金を貯める時には、別のストレス管理が必要。それが、瞑想なんです」
さっそく、DaiGoさん提案の瞑想を実践してみましょう。
瞑想のメソッド
1.肩の力を抜く
2.手は軽く前で組む、背筋を軽く伸ばしてリラックス
3.目を閉じる
4.体勢を動かさず、呼吸を深くゆっくりしたまま保つ
POINT
集中出来ない時は、じぶんの呼吸に集中してみる
「最初は3分くらいからはじめましょう。続けることが大事ですから、無理のない範囲でやることが肝心です。そこから、1回5分、15分などできる範囲で伸ばしていくといい。僕は、朝と夜の5分ずつ毎日続けていますが、3週間くらい経ってから自分が変わってきたのを感じました」
ちなみにDaiGoさんが瞑想を日常的に行うようになったのは、「笑っていいとも!」への出演がきっかけだとか。生放送でのパフォーマンスは「失敗ができない」というプレッシャーとストレスが尋常ではない。しかし、瞑想をするとスッと心が軽くなり、意識をリフレッシュすることができたのだそうです。
でも、どんなに瞑想で自己コントロールをしても、あればつい使ってしまうのがお金というもの。これもメンタリズムで解決できるんです。「毎月の収入から10%を貯める」の項目でも紹介した、「すぐに使えないところにおいてみる」という方法です。
貯める場所を決めておく
すぐに使わないと決めても、家の引き出しではちょっと不安。そんなときに便利なのが、ネット銀行の定期預金です。定期預金といっても、インターネット上で手続きを済ますことができるから忙しいひとでも大丈夫。
たとえば「ソニー銀行」の「積み立て定期預金」なら、普通預金から指定した金額を毎月自動的に積み立てられるので、収入から10%の金額を指定しておけば、毎月預金額が増えて、無理なく貯金が続けられます。
ネット銀行を貯金専用の口座にするなら、給料日にコンビニで入金して、積み立て定期にお金を預けておくという使い方もできます。貯金が続かないひともこれなら簡単に続けられそう。
今年こそ「貯めるメンタリズム」を活用して、続かなかった貯金に挑戦してみようと思います。
[ソニー銀行]
(文/UK Inc.、写真/和田裕也)
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