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年末からお正月にかけて食べ過ぎて、カラダが重い……。カラダが重いと、気分にも影響してきますよね。なんだか仕事のやる気が出ないという人は食生活を見直してみるのも大事なことかもしれません。

昨年末に発売になった『実践! 菜食美人生活 食べる 出す ときどき断食』は東洋医学とマクロビオティック、断食による体質改善の実践書。食べることはもちろんのこと、出すことと食べないことで運命が変えられるといいます。

食べ物にとらわれなくなる断食

そうはいっても、ストイックなイメージがつきまとうのが断食。意思が弱くて本当にできるのかなぁなんて思う人もいるはず。しかし、こちらでは、ダイエットに挑戦しては投げ出してきた人こそ、断食からはじめてみるのも一つの手だと言っています。

断食の効用はさまざまにありますが、ひとつは「食べ物にとらわれなくなる状態」の体験でしょう。食事とデトックスで体を慣らしてから断食してもよいのですが、もしあなたが「3日坊主」タイプで「さまざまなダイエットに挑戦して投げ出してきた」という経験があるのなら、まず断食から入るのも有効です。

(『実践! 菜食美人生活 食べる 出す ときどき断食』P.111〜112より引用)

カラダと一緒に心もデトックス

この本の特徴はカラダをリセットするだけでなく、断食が心に及ぼす影響に注目していること。不安や怖れ、やる気が起きないといった不調をマクロビオティックの食事と断食で改善した著者の菜食美人塾塾長・畠山さゆりさんの実体験に基づくノウハウが詰まっています。

断食によって体の毒が出ると、こころの毒も出やすくなり、またとない人生のリセットができます。浄化の過程でいっぱい泣いたり、抑え込んでいた感情がわきおこったりすることもありますが、出るに任せましょう。毎日日記をつけると内観効果があり、こころと体が密接のつながっていることを体感することができます。

(『実践! 菜食美人生活 食べる 出す ときどき断食』P.116〜117より引用)

 断食というと、カラダのケアばかりに目がいってしまいがちですが、心までデトックスできるんです! 心身ともにすっきりする断食はまさに最強の自分セラピー」だという著者。ダイエットしたい、体質を改善したい、気持ちを前向きにしたい……。今年は新しい自分に生まれ変わりたいという人におすすめの一冊です。

[実践! 菜食美人生活 食べる 出す ときどき断食]

photo by Thinkstock/Getty Images

(中澤小百合)

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