1. Home
  2. STYLE
  3. ゆず湯だけじゃない!? じつは毎月あった季節のお風呂

ゆず湯だけじゃない!? じつは毎月あった季節のお風呂

11,689

知恵子

ゆず湯だけじゃない!? じつは毎月あった季節のお風呂

昔から冬至にゆず湯のお風呂に入ると『1年中風邪をひかない』という言い伝えがあります。これは迷信だとは言い切れません。なぜなら柚子の精油成分には血行を促進させる働きがあり、お風呂に入れるとカラダを芯から温めてくれるからです。

このように冬至にはゆず湯がありますが、それ以外にも日本の文化として四季を楽しむ毎月のお風呂というものがありました。そこで今回は、月ごとにある季節のお風呂を一挙にご紹介します!

1月 松湯=疲労感を軽くし、神を待つ木(松)で1年の無事を祈る
(松の精油成分は神経痛やリウマチに効き、肩こりや腰痛にも効果がある)

2月 大根湯=風邪に負けず、厳しい寒さをのりきる
(大根の葉に含まれているビタミンやミネラルが保温効果を高める)

3月 蓬湯=冬に溜まった疲れを取り邪気を祓う
(肩こりや腰痛をやわらげるほか、香りにはストレス解消や安眠にも効果もある)

4月 桜湯=湿疹や腫れ物をきれいにして薄着にそなえる
(桜の樹皮エキスは湿疹や打ち身などの炎症抑える働きがある)

5月 菖蒲湯=不浄を払い、邪気を遠ざけ勝負に勝つ(5月5日端午の節句)
(血行促進の働きがあるほか、打ち身などの鎮痛作用もある)

6月 どくだみ湯=薬湯であせもや水虫を改善する
(どくだみのエキスはあせも・しっしんなどに効果的)

7月 桃湯=日焼けした肌をケアして暑気払い(夏の土用)
(タンニンによる消炎・解熱作用や、収れん作用による肌トラブル改善)

8月 ミント湯=夏冷えを解消し、お風呂あがりをさらさらにする
(薄荷には発汗を抑え、血行促進や保温効果もある)

9月 菊湯=夏の疲れをほぐし、厄を払い長寿を得る(9月9日菊の節句)
(皮膚を刺激して血行を促進し、カラダの痛みをやわらげる)

10月 生姜湯=カラダを芯から温め、早めの風邪予防
(辛味成分と精油成分には血行を促進・保温・防腐・抗菌・抗酸化作用がある)

11月 蜜柑湯=湯冷めせず、美肌もつくる
(精油成分の血行促進作用と、果皮のクエン酸やビタミンCの美肌効果もある)

12月 ゆず湯=カラダを芯から温め冷え症を改善(冬至)
(精油成分には血行を促進作用があり、新陳代謝も活発にする)

浴槽に入れるものは年間通して血行促進作用のあるものばかりです。それ以外の効果としては、冬はより保温効果の高いものであったり、夏は発汗を抑えるものであったり、季節によって生じる症状に対応した内容となっているのが興味深いです。

お風呂でも四季を楽しむという姿勢は、日本人ならではですね。

[お風呂の意義と目的(pdf),お風呂12ヶ月INDEX]

photo by Thinkstock/Getty Images

(知恵子)

    specialbunner

    Ranking

    1. 肩こりで押すべきは上より下! SNSで話題の「10秒ストレッチ」って?

    2. 栄養士・医師が選ぶ「やせる食材10選」。優秀なフルーツはどれ?

    3. 風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

    4. 熱や風邪で動けない! 寝こんだときに食べるとよいもの、悪いもの

    5. 効き目が違う! 下半身が断然引き締まるトレーニングチューブ運動5つ

    6. 食中毒だけじゃない!ブドウ球菌が引き起こす感染症に注意

    7. 1日1万歩は歩き過ぎ? ウォーキングの新常識とは?

    8. シワなし収納。コートやジャケットはハンガーに掛けたまま「吊るして圧縮」

    9. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    10. 100%植物性、JAS認証100%オーガニックのプロテインパウダー【プレゼント】

    1. 風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

    2. 1日1万歩は歩き過ぎ? ウォーキングの新常識とは?

    3. 熱や風邪で動けない! 寝こんだときに食べるとよいもの、悪いもの

    4. 運動・食事、少しの工夫で「やせ体質」に。生活改善ダイエット

    5. 肩こりで押すべきは上より下! SNSで話題の「10秒ストレッチ」って?

    6. ストレッチで脚はどこまで開く? 180度できる人が続けていること

    7. 風邪だけじゃない「扁桃腺が腫れる原因」4つ。口臭がきつくなってない?

    8. ランニングをとことん楽しみたい方へ。雲の上を走っているような感覚、味わってみない?

    9. 効き目が違う! 下半身が断然引き締まるトレーニングチューブ運動5つ

    10. 栄養士・医師が選ぶ「やせる食材10選」。優秀なフルーツはどれ?

    1. 風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

    2. 「更年期」を迎えると体や気持ちはどう変わる? 膣がにおうのは正常?

    3. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    4. やせやすい体をつくる食事の3大ルール。午前中は何を食べるとベター?

    5. 風邪じゃないのに「のど」がつらい...甲状腺がんを疑うべき6大サイン

    6. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    7. 疲労回復の権威が教える「疲れ」のとり方。ほぐすべきは肩より脳!

    8. 体重を確実に減らすための最適解。おすすめの運動は?

    9. 1日1万歩は歩き過ぎ? ウォーキングの新常識とは?

    10. 健康によいコーヒーの量は、1日何杯か? 研究結果から解析

    Buy

      • お風呂の愉しみ
      • 前田 京子|飛鳥新社
      • by Amazon.co.jp
      • お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術
      • 石川泰弘|草思社
      • by Amazon.co.jp