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2013年の冬至は12月22日です。昔から冬至には、南瓜(かぼちゃ)をはじめ、だいこんやうどんなどの「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。

運が2倍になる食べ物があった!?

「ん」のつくものは「運盛り」といわれて縁起をかついだり、また「いろはにほへと」の47音が「ん」で終わることから、「ん」が物事の終わりをあらわすといった「一陽来復」の願いも込められているのです。

ですから冬至になると「ん」のつく食べ物が好まれるのですが、なかでも「ん」が2つつく冬至の七種(ななくさ)とよばれる食べ物があるのです。

それは、

「南瓜(なんきん)」「蓮根(れんこん)」「人参(にんじん)」「ぎんなん」

「金柑(きんかん)」「寒天(かんてん)」「うどん(うんどん)」7つ

「ん」はひとつつくだけでも運盛りになりますが、それが2つつくことで単純に2倍の運をもらえることになります!

もちろん、「運盛り」は縁起かつぎだけでなく、栄養のある食べ物を食べて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。とくになんきん、にんじん、れんこんなどは、ごく身近な旬の食材なので、毎年知らないうちに冬至に食べていたのかもしれませんが、これを知ったうえで食べると「運がもらえた!」と思えて、それだけでもなんだか得した気分になれますね。

[冬至かぼちゃの由来 ~運盛りって?]

photo by Thinkstock/Getty Images

(知恵子)

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