20131126_hashioki_1.jpg新米が美味しい今の季節は、いつにも増してごはんが進んでしまいます。お腹いっぱいで幸せを感じる一方で、着々と体重も増加……。毎年秋冬に太ってしまう人も多いのでは。

腹八分目がいいというし、少しでも食べる量を減らせたらいいのに。そんな人に試してほしい、食べ過ぎを防ぐ簡単な方法があります。用意するものは「箸置き」ひとつ。あとは、食べ物を口に入れたらお箸を置いて噛むだけです。

食べるときは一息ついて

マクロビオティックを実践しているお店では必ず「箸置き」が用意されています。それは、食べ物をしっかりと噛んでから飲み込むことで消化を良くし、胃腸に負担をかけないため。一口食べたら箸を置いてよく噛む。一口につき100回噛むのが理想ですが、やってみると30回でもかなり大変!

また、お箸を持ったままだと口の中に食べ物が入っていても、次々と放り込んでいることに気がつきます。でも、箸置きを使うだけで時間がゆったりと流れ、いつもより少ない量で満腹感を得ることができました。

ポジティブワードでおいしくながく

とはいえ、ただ1~100まで数字を数えながら食べていたのではせっかくの食事が味気ないもの。そこで、『マクロビオティックスクールG-Veggie』で教えてもらった、数字の代わりに「ありがとうございます」など10文字の言葉を繰り返すという裏ワザがおすすめです。自分の好きなポジティブワードに変えてアレンジしてもいいですね。

美味しい旬の味覚は時間をかけていただきたいもの。「箸置き」習慣が、ゆっくりとお腹を満たし、胃腸をいたわってくれます。

G-Veggie

photo by Thinkstock/Getty Images

(松浦松子)

Ranking

RELATED ARTICLES