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今年は「千年猛暑」になるという予報が出ているようで、ニューヨークも日中は35度、夜になっても30度近く……という猛暑が続いてぐったりしています。

栄養とらなくちゃ!と思いつつ、食欲が……、そんなときにピッタリなのが、すっかり日本の食卓に定着した「塩麹」と、ニューヨーカーが大好きな旬の野菜「ビーツ」を使った、意外な組み合わせのヘルシーレシピ。

鮮やかな赤色と、ほんのりした甘みが特徴のビーツ、すぐにエネルギーに代わる栄養分が豊富で、消化促進効果もあり、ぐったり疲れた夏の体には最適。肝臓や血液を浄化する働きに優れているので、美肌効果や便秘解消、代謝促進など、女性にうれしい効果もたくさん。麹で作る発酵食品には、ビタミンBや必須アミノ酸などの栄養素や、酵素が豊富。同じ麹で作る甘酒は「飲む点滴」と呼ばれているほどです。

またこのレシピは、火を使わないので、暑い夏にぴったりで、節電にもなるレシピです。作り置きできるので、さっと一品追加できて、ありがたい存在です。

◆ビーツ×麹のサラダ
<材料>
ビーツ:約700g
昆布:1片
赤唐辛子:1個
塩麹:100g
蜂蜜:100g
黒砂糖:大さじ3

<作り方>
(1)ビーツを薄くスライスします。
(2)材料を全部よく混ぜ合わせ、密封容器に入れます。
(3)冷蔵庫で約半日漬け込んでできあがり!

このレシピを教えてくれたのはニューヨークで活躍する萩原好司シェフ。
塩麹や醤油麹の魅力や活用法を伝える、初めての大規模なセミナーが、全米最大の規模を誇る日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」により開催され、そこで紹介されたものです。食に敏感なニューヨーカーにも、このレシピは大絶賛。ニューヨークで麹がブームになる日も近いのではないでしょうか。

[ジャパン・ソサエティー,Full Circle]

photo by Thinkstock/Getty Images

(太田あや)

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