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いまが旬のとうもろこし。とても身近な食材ですが、その栄養素のこととなると意外と知られていません。

栄養豊富な「とうもろこし」で夏を乗り切る!

実はとうもろこしは、身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そして各種ミネラルなどもバランスよく含んでいる栄養豊富な優秀食材なのです。

ビタミンB1やB2はエネルギーの代謝に大きく関わる栄養素なので、熱い夏を乗り切るエネルギーの補給や疲労回復に。加熱に弱いビタミンB群ですが、とうもろこしに多く含まれるビタミンB群はゆでても損失が少ないのが特徴なのだとか。ビタミンEは、強い抗酸化作用を持ち「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミン。エイジングケアや美肌も期待できます。食物繊維もたっぷりなので、便秘の改善にも。

とうもろこしを美味しくいただくコツ

・皮つきのものを選ぶ
とうもろこしは皮をむくと鮮度が落ちていくので、皮つきのものを手に入れることが大切。

・早く茹でる
時間がたつにつれて甘みがなくなるので、買ってきた後はなるべく早く茹でましょう。

・水から茹でるとぷりぷりに!
茹でる時は水の状態からとうもろこしを入れると、ぷりぷりの仕上がりになります。

・もっと手軽にしたいなら、電子レンジで5分
皮をつけたままの状態でラップなどはかけずに電子レンジに入れて、5分ほど加熱するだけで美味しく食べられます。

粒のつけ根にある胚芽部分に栄養がつまっているので、ガブリと丸かじりしたいところですが、手や口が汚れて嫌……という人には、とうもろこしカッターがおすすめ! 

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粒だけをカットしてサラダのトッピングにしたり、スープに入れたり、バターと炒めたりといろいろ使えて便利です。カットした状態で冷凍しておけば、忙しい時でもすぐに使えますよ。

とうもろこしカッター」980円(税込)

[調理力で健康! プロジェクト,東急ハンズ]

photo by Thinkstock/Getty Images

(中澤小百合)

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