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自然食品店やスーパーで目にする色とりどりの野菜。料理の決め手となる食材ですから、できれば鮮度の良い野菜を選びキチンと調理したいもの。

化学肥料や農薬を使っていない事はもちろんですが、どうやって見分けるのか、気になりますよね。最近では、野菜レシピに関する本も数多く出版されていますから、書籍からヒントを得てみるのもおすすめ。

今回は、大地を守る会の食材を使ったレシピ本「まるベジ・デリ(株式会社グラフィック社)をピックアップ。読んでみるとなるほど!というポイントが分かりやすく、紹介されていました。

<ポイント1>鮮度の見分け方

「にんじんの葉が茂っていた部分の切り口が緑色のもの。根元が細いく芯が中心にあるものが新鮮。同じく根菜類で定番は、玉ねぎやじゃがいも、大根など。玉ねぎは茶色の皮がよく乾燥しているものを。じゃがいもや大根は表面がなめらかなものを選ぶときの基準にしましょう」※「まるベジ・デリ」P6より

<ポイント2>洗い方

「ほうれん草や小松菜など葉野菜は、根元に土が多く付着しています。実は、土に接していたその根元こそ栄養価は高いとか。食感や甘みも強いので捨ててしまうにはもったいない部分です」
「ごぼうは、乾燥に弱いので泥つきのものをできるだけ選んで買うようにしましょう。独特の香りや旨み、栄養は皮の部分に特に多いため、たわしでさっと泥を落として皮ごと料理に使うこと」※「まるベジ・デリ」P8より

鮮度&洗い方をマスターするだけでも、いつもの野菜料理がぐんとおいしくなりそうです。そんな、野菜選びの他にも、皮からヘタまで使い切る、無農薬野菜を丸ごと使った”まるベジ”レシピが満載の「まるベジ・デリ」。

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元気に育った野菜をムダなくいただく。そんな大地の恵みをおいしくいただくポイントを学ぶことができるはずです。

[まるベジ・デリ]

出版社: グラフィック社

1,365円

(丸山佐和子)

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