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お腹がすいてないのに、お昼になったからご飯を食べる。1日3食とおやつをしっかり食べるけど、動くのは通勤の時間のみだったり……。現代の私達は必要以上に食べてしまう習慣がついていて、量をたくさん取らないと、満足できない人が増えているそうです。

栄養豊富な昔ながらの日本食も十分手に入る現代。一方でジャンクフードやインスタント食品を摂るようになり、知らず知らずのうちに添加物や糖質を過剰に摂っています。つまり「栄養」も「毒」もどちらも多く体内に取り入れているのが現状です。

食べ過ぎの現代人におすすめ「プチ断食」

そんな現代を生きる私達におすすめなのが「プチ断食」。たった1日でも食べ物を体内に入れない日を作ると、心とカラダにさまざまな効果があるそうです、

一般的に得られると言われている効果

においに敏感になる。自分に合う食べ物がわかる。本能的な直観力が高まる。五感が研ぎ澄まされ、頭脳が冴えわたる。脂肪の燃焼が高まる。排泄が良くなる。など、体のあらゆる不調が解消。今まで消化・吸収に使っていたエネルギーが老廃物の排泄に使われ始めて、全身の細胞内で大掃除が始まるそうです!

では、初心者でもできるプチ断食のやり方を紹介します。

<1日目>少しずつ食を減らす 朝食はいつもの8割程度、昼食は6割、夕飯は5割に食事を減らしていきます。油ものと糖分を控え、動物性食品は避けましょう。

<2日目>飲み物だけを取る断食日 リンゴジュース、ミカンジュース、梅しょう番茶やきのこスープなど、なるべく体に負担のかからない飲み物を選び、好きな時に好きなだけ飲むのがコツ。食べないというストレスを感じている分、リラックスすることを心がけましょう。空腹が我慢できなくなった時にはストレッチ、深い呼吸を意識する、瞑想などがおすすめ。

<3日目>最も大事な復食日。いきなりドカ食いは絶対NG! 加減を見ながら徐々に食べる量を元に戻していきます。朝は白湯かお水。昼は消化にやさしいものをお茶碗1膳程度。夜は野菜を中心とした料理にします。

※断食中は内臓がいつもよりデリケートになっているのでお酒やコーヒー、タバコはやめましょう。

断食と聞くと修行のようなイメージがありましたが、実際に3日間のプチ断食をやってた結果、意外と無理なく行えました! 断食後のご飯がグッと美味しく感じましたし、また「少しくらい食べなくても大丈夫なんだ」と思えるようにも。

カラダの変化としては、ちょっと下痢気味になりましたが、下痢は老廃物や毒素を排泄しているのでいいことなんだそうです。カラダが大掃除されたような感じですっきり!

短期間ながら、食べるという習慣を一度捨てる断食は心とカラダの「断捨離」のようだなと思いました。一年に数回、プチ断食をして、カラダのなかも大掃除していこうと思います。

(宮田茉貴子)

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