20130201neko_1.jpgひざの上でゴロゴロゴロ......と気持ちよさそうに目を閉じている猫を見ていると、こちらまでリラックスして気分がポワッと安らいできます。じつは、この猫の出す「ゴロゴロ音」には、ストレスや不眠、不安感を癒してくれる自然治癒力が認められているのだそう!

●フランスではゴロゴロセラピーも!
なんとフランスでは、猫のゴロゴロ音に関する本も出版されいたり、「ゴロゴロセラピー」という自然治癒法を提案している獣医師がいたりするほど。猫のゴロゴロ音は、ストレスをなだめる強い効果があり、免疫力を上げ、副作用のない薬とまで言われています。

●ゴロゴロ音は脳をハッピーにさせてくれる!
体の機能がストレスに耐えきれない状況と戦っている的、猫の出す振動音は、音楽のように心地よく有益に働いてくれるのです。もともと猫のゴロゴロ音は、お母さん猫が仔猫に対して、なだめて打ち解けるためにいちばん最初に送るシグナル。また、このゴロゴロ音は20〜50ヘルツの低周波音であり、ポジティブな思考や幸福感を私たちの脳に伝えてくれる効果があるそう。

さらに、猫は骨折をしても、他の動物と比べて3倍の速さで回復すると言われており、その原因にこのゴロゴロ音による振動が挙げられているのだとか。実際、フランスの理学療法士がそれを再現して人間の骨治療に用いているという話もあります。

猫はかわいいだけではなく、こうして飼い主の健康維持までしてくれているのでしょうか。日本ならではの「猫カフェ」が流行するのは、疲れている人が多い証拠なのかもしれません。

photo by Thinkstock/Getty Images

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)

simono.jpg南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」「Aging BIBLE」にて執筆中。執筆ジャンルはフランス人の健康、美容、ライフスタイルほか、社会問題、時事ネタ。