最もカラダを芯から温めてくれる茶葉は「紅茶」！　なかでも、スパイス入りの「チャイ」が◎

寒さ厳しい季節、温かいお茶で冷えたカラダを内側から温めるのも有効な防寒対策のひとつ。 でも、お茶の種類によってカラダの温まり方は違うって知っていますか？ たとえば私たちが普段よく口にする日本茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶などの中で、カラダをより温めてくれる飲み物は何だと思いますか？ じつは「紅茶」なんです。 紅茶はお茶の葉を完全発酵させたもの。これに対して、ウーロン茶に代表される青茶は半発酵茶、日本茶は不発酵茶で、カラダを温めるという点では完全発酵させた紅茶がおすすめと言われています。

香りが高く、ストレート、レモン、ミルクなど、いろいろな飲み方を楽しめる紅茶。牛乳やスパイスと合わせて煮出して作る「チャイ」も、ぜひ試してほ しい飲み方です。 ただ、スパイスを用意したり、加えたりするのは少し面倒に感じられるかも。そんなときにおすすめなのが、チャイ専用の茶葉。 高品質の茶葉にカルダモン、シナモン、ジンジャー、クローブ、ブラックペッパー、アニスシード、バラの花びらを加えた「マサラチャイ」は、スパイスの香りが 心地よく、飲むうちに安らいだ気持ちに。 もちろん、紅茶にスパイスのパワーが加わって、より一層カラダもポカポカと温まってきます。 作り方も簡単！鍋に水と同量の牛乳、さらにスパイス入りの茶葉を加えて弱火で煮出し、沸騰したら火を止め、フタをして蒸らすだけ。これでレストランで出てくるような本格チャイの完成です。 寒い季節にぴったりの一杯。今年の冬はチャイで、あったかティータイムを楽しみたいです。

photo by Thinkstock／Getty Images

text by　おりはらやすこ
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一児の母であり、前職が保育士のため育児や幼児教育関連を多く執筆。不妊治療情報誌をはじめとして女性の健康・医療についての執筆も多数。その他、漢方やサプリメント、オーラソーマといった代替医療や、住宅会社のパンフレット他、多分野を手がけ、ライター歴は15年超。ティーコンシェルジュ2級の資格を保 持。